他のSNSにはないTikTok広告のメリットとは?必ず知っておくべきデメリットや必要な費用も紹介

TikTokは、世界で20億回以上もダウンロードされる、勢いのあるSNSとして注目されています。

TikTokでバズった動画がニュースなどで紹介されているのを見たこともあるのではないでしょうか。

若者に絶大な人気を誇るTikTokですが、それ以上にTikTokのメリットを理解して広告運用を行っているマーティング担当者は少ないかもしれません。

また、導入前にメリットだけでなくデメリットを知っておくことも重要です。

今回は、TikTok広告のメリットを中心に、知っておきたいデメリットについて詳しく解説。
さらに、導入する上で知っておきたい費用やTikTok広告成果を出すためのポイントについても知識がなくても理解できるようにわかりやすく解説します。

メリットやデメリットをしっかりと知ることで、社内でTikTok広告の運用を始めるべきかどうかを判断することができるでしょう。

他のSNSにはないTikTok広告の多くのメリットとは?

TikTok広告を利用すると「どのような効果があるか」に着目して、TikTokの強みを詳しく紹介します。

TikTok広告のメリットは次のとおりです。

  • 動画の視聴率が高い
  • ユーザーの参加意識が高い
  • ユーザーの多様性
  • ユーザーが生み出したコンテンツによる拡散ができる
  • BGMが付いた広告によってユーザーに見てもらうことができる
  • 広告自体をコンテンツとして活用できる
  • 動画が短いので視聴しやすい
  • ユーザーが行動を起こしやすい
  • ターゲティング精度が高い
  • 10~20代に向けてアプローチしやすい
  • 少ないフォロワーでも拡散される可能性がある

それぞれのメリットが企業にとって何が良いのか解説します。

動画の視聴率が高い

TikTokは、動画の視聴率が非常に高いアプリです。

TikTokの動画は、縦型でフルスクリーンで表示されるため、ユーザーの目を惹きやすいことが特徴です。

そのため、TikTok広告は、他のSNS広告よりもユーザーに長く動画を見てもらうことが期待できます。

ユーザーの参加意識が高い

TikTokは、ユーザーが自分で動画を作って投稿できるアプリです。
そのため、音楽やエフェクトを使って、自分の個性や感情を表現できることが楽しまれています。

そのため、TikTokのユーザーは、他のユーザーの動画に対してもコメントやいいね、シェアなどの反応を示しやすいです。

また、ハッシュタグチャレンジなどのキャンペーンにも、積極的に参加します。

TikTok広告は、他のSNS広告よりも、ユーザーとのエンゲージメントを高めることができるといえます。

ユーザーの多様性が高い

TikTokは、月間10億人ものアクティブユーザーを誇るSNSです。

ユーザーは年齢や性別、国籍や趣味など、さまざまな属性を持っています。

そのため、TikTok広告は他のSNS広告よりも、広く多様なユーザーにアプローチしやすいと言えます。

また、TikTokはユーザーの関心や行動に基づいて動画をおすすめするアルゴリズムを持っており、適切な設定を行うことでターゲットに合ったユーザーに効率的に配信できるでしょう。

ユーザーが生み出したコンテンツによる拡散ができる

ユーザーが生成するコンテンツのことをUGC(User Generated Contentの頭文字をとった略称)と呼んでいます。

例えば、SNSに投稿した画像や動画、商品のレビューなどがUGCです。
X(旧Twtter)のつぶやきなどもUGCのひとつで、SNSでは多くのUGCが日々作成されています。

TikTok広告のUGCは「ハッシュタグチャレンジ」などがあげられます。

ハッシュタグチャレンジとは、広告を出稿する企業がハッシュタグ(#)をつけたお題を提供し、ユーザーがそのタグを使った動画を作成して投稿するユーザー参加型の広告です。

ユーザーが自発的に参加するため広告らしさがなく、広告の拒否反応がでにくく受け入れてもらいやすいのが特徴です。

TikTok自体がユーザー自身が動画を作って投稿するためのプラットフォームなので、UGCによるコンテンツの拡散と非常に相性がよいのがメリットだといえます。

ハッシュタグチャレンジ自体は1,000万円ほどと高額な費用が必要な広告ですが、ユーザーの拡散力によって広告費以上のリターンが望める可能性も高いところもポイントです。

そのため、ユーザーが拡散したくなるような素材を提供することも、TikTok広告で成功するためのコツだといえるでしょう。
広告を拡散させるためにどのようなアプローチをとっていくかは、担当者のセンスと腕の見せどころとなります。

BGMが付いた広告によってユーザーに見てもらうことができる

TikTokでは、BGM付きの動画を配信するプラットフォームです。
そのため、TikTok広告もBGMが付いたショートムービーとして配信できます。

動画は視覚や聴覚にアプローチできるので、画像ならスキップするところを動画であればユーザーは見てしまう可能性も高いです。

TikTok広告で利用可能なBGMは、自作の楽曲以外にも豊富な音源を使用できるところも大きなメリットです。

そのため、自社の商品やサービスに合った曲を作成するだけでなく、すでにTikTokで人気になっている曲を使って注目を集める方法も有効です。
さらに、エフェクトや倍速といった変化もつけられるので、アレンジのバリエーションも広がります。

広告自体をコンテンツとして活用できる

TikTok広告は、TikTok内だけでなく他のSNSへのシェアも可能です。

LINE、Instagram、X、Facebookなど主要SNSに対応しているので、再生回数が伸びればさらなるシェアが期待できるでしょう。

また、シェアだけでなく広告にも「いいね」「コメント」をつけられるので、一般投稿と広告の区別がつきにくくなっているところもメリットです。

一般ユーザーがバズらせるために、おもしろい・楽しい動画を作ろうとするのと同じ感覚で、広告を作成していく意識も重要となります。

この点はTikTokならではの特色でもあり、広告費用をかけた大企業の広告がバズるというわけでもなく、アイディア次第で広く拡散される可能性があるともいえるでしょう。

予算が限られているものの、動画のクオリティで勝負したい企業にも向いています

動画が短いのでスキップされにくい

せっかく作成した広告は見られなくては意味がありません。

TikTok広告は、短時間の動画なのでユーザーにとってストレスが少ないというメリットがあります。

そのため、動画をスキップされる可能性も低めで、インパクトがあればしっかり見てもらいやすくなります

YouTubeも同じ動画広告ですが、種類によってはスキップできない30秒広告が流れてしまう場合もあり、ユーザーのストレスが溜まりやすいところがあります。
TikTok広告の場合は、ストレスを感じる前に動画が終わってしまうところも強みです。

ただし、時間が短いためユーザーの印象に残るようなインパクトのある内容の広告の提供が必須となります。

ユーザーが行動を起こしやすい

TikTokのユーザーは常に新しい発見を求めており、コンテンツに対しても気持ちをオープンにしているのが特徴です。

TikTokによれば、TikTokアプリを開く理由が「たまたまおもしろい動画に会えるから」と回答した数が、他のSNSプラットフォーム3社と比較して1.8倍程度も多いという結果がでています。

そのため、興味のある動画を発見した場合「いいね」「コメント」などを行うユーザーが多いところもメリットです。

こちらも他のSNSの2倍以上、「動画の内容を他のSNSで紹介した経験がある」と回答したユーザーが多いことがアンケート結果に表れています。

魅力的な動画を作成することで、他のSNSよりアクティブなユーザーに拡散されやすいという大きなメリットがあるのです。

ターゲティング精度が高い

TikTok広告は、ターゲティング精度の高さも強みです。

年齢・性別・居住地域などの基本情報だけでなく、興味や行動に基づいた細かいターゲティングを行えます。

ユーザーが興味や関心を持っているジャンルも非常に細かく設定できるので、狙ったターゲットに対してピンポイントで配信することも可能です。

中でも「行動ターゲティング」という項目では、TikTokアプリ内で特定に行動を行ったユーザーをターゲットとして設定できます。

また、「動画インタラクション」では、「いいね」「コメント」「シェア」をしたユーザーの指定ができ、動画視聴完了と組み合わせれば、エンゲージメントの高いユーザーのみに広告配信可能です。

広告を届けたいユーザーにのみ配信したい気持ちはわかりますが、一定数の配信ボリュームを確保するため、ターゲティングをあまり細かく設定しすぎるのはおすすめしません。
広告を配信しながらちょうどよいボリュームで効果が上がるターゲット設定を見極めていくことをおすすめします。

TikTokならではのターゲティング設定を適切に使用すれば、購入や問い合わせなどコンバージョンに結びつきやすくなるでしょう。

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更新日:2023.11.07

幅広い世代に向けてアプローチしやすい

TikTokのメインユーザー層は、10〜20代で圧倒的に若者に人気があります。

10代の利用者の約70%は、1日に6回ほどアプリを開くともいわれており、若者の生活にかかせないアプリとなっているところも特徴です。

そのため、若者をターゲットとして商品やサービスを宣伝したい企業にとってTikTok広告の利用は大きなアドバンテージになるでしょう。

さらに、最近TikTokは若者だけのメディアではなくなってきています。
博報堂の調べによると、2021年のTikTokユーザーの平均年齢は約34歳だったところ、2023年では約36歳に上昇したとの結果がでています。

TikTokは若者向けのSNSと考えがちですが、今後はますます上の年齢の利用者が増加し、大人世代のユーザーにも受け入れられるSNSとして成長する可能性が高いでしょう。

今後は30〜40代向けのコンテンツの作成も視野に入れることもできそうです。

少ないフォロワーでも拡散される可能性がある

TikTok広告は、他のSNSよりフォロワー数に影響されにくいところもメリットです。

フォロワー数が少ないアカウントでも注目され、拡散されることで予想以上に多くのユーザーに広告が届く可能性があります。

TikTokの動画は、200人前後のユーザーに視聴してもらえるような仕様となっているところも特徴です。
この200人の視聴者が反応して行動を起こしてくれれば、他のユーザーにもどんどん拡散される仕組みです。

また、XやInstagramなどの主要SNSにシェアしてもらえれば、TikTokを見ていないユーザーにも広告を見てもらえる機会が増えるでしょう。

TikTok広告ひとつで、他のSNSの広告ユーザーにも宣伝ができる、一石二鳥を狙えるところもTikTok広告の強みのひとつです。

TikTok広告2つのデメリット

今まで紹介してきたとおり、TikTok広告には多くのメリットがあります。

しかし、当然デメリットも存在します。特に覚えておきたい以下のTikTok広告のデメリットを2つ紹介します。

  • コンバージョンにはつながりにくい
  • 動画の悪用や炎上のリスクがある

TikTok広告の運用前にこれらのデメリットを知ることも重要です。

コンバージョンにはつながりにくい

TikTok広告は、アプリ内で「いいね」「コメント」などアクティブに行動するユーザーは多い反面、「商品が欲しい」「知りたいことがある」といった動機を持ったユーザーは少ないのが特徴です。

そのため、他の広告に比べて、問い合わせや購入といったコンバージョンにはつながりにくいのがデメリットだといえるでしょう。

TikTokユーザーは、「スキマ時間に何かおもしろい動画を見たい」がアプリを使うおもな動機です。

つまり、相当な興味を持たせられるような広告を配信しない限り、そこから「広告の商品を買おう」「サービスに申し込んでみよう」という気持ちにはなりにくいでしょう。

こういったユーザー心理を理解したうえで、広告を作成していくことが大切です。

動画の悪用や炎上のリスクがある

TikTokには動画を保存する機能が搭載されています。
そのため、せっかく配信した
動画を保存されて別のコンテンツで悪用されてしまう可能性があります。

また、TikTokに限らずSNS全般にいえることですが、炎上リスクもあるため配信する内容には注意が必要です。

動画に使用するコンテンツの著作権やプライバシー、差別的な内容などは問題がないかどうか、制作段階から十分にチェックしたうえで配信しましょう。

万が一炎上した場合、企業イメージ自体もマイナスとなるので、くれぐれも注意してください。

TikTok広告を運用する前にはこうしたデメリットも踏まえて導入を検討するようにしましょう。

TikTok広告の種類ごとの必要な費用について

TikTok広告のメリット・デメリットを知った上で次に気になるのは、「一体どれくらい費用がかかるのか?」ということではないでしょうか

TikTok広告は他のSNSに比べて広告費が高い傾向にあります。

そのため、予算を考える上で自社の目的に合った広告を選ぶことが重要です。

TikTok広告の種類と特徴

TikTok広告には、以下の4種類があります。

  • 起動画面広告
  • インフィード広告
  • ハッシュタグチャレンジ
  • 運用型広告

それぞれの特徴と費用について紹介します。

起動画面広告

起動画面広告とは、TikTokのアプリを開いたときに表示される広告のことです。

3秒間の動画や静止画が使用できます。ユーザーは、広告をタップすると、広告主のウェブサイトやアプリに誘導されます。

起動画面広告の課金方式は、CPM(1,000回表示あたりの費用)で、費用相場は、約10万円から30万円です

起動画面広告はTikTokのアプリを開くと必ず表示されるため、高い露出度とインパクトを得られます。

しかし、広告枠が限られているため競争率が高く、出稿のためには予約が必要です。

インフィード広告

インフィード広告とは、TikTokの動画フィードに表示される広告のことです。

9秒から15秒の動画が使用でき、広告をタップすると広告主のウェブサイトやアプリに誘導されます。
また、広告にはコメントやいいね、シェアなどの機能が付いています。

インフィード広告の課金方式は、CPC(クリックあたりの費用)やCPV(視聴あたりの費用)で、費用相場は、CPCで約100円から300円、CPVで約10円から30円となっています。

インフィード広告はTikTokの動画フィードに自然に溶け込むため、ユーザーの嫌悪感を抑えられます。

しかし、動画フィードに溶け込みため、ユーザーに見られるためにはそれなりのクオリティが求められます。

ハッシュタグチャレンジ

ハッシュタグチャレンジとは、TikTokのユーザーに特定のハッシュタグをつけて動画を投稿してもらうキャンペーンのことです。

広告主は、ハッシュタグのテーマやルールを設定し、自らも動画を作って参加します。また、ハッシュタグチャレンジの専用ページから他のユーザーの動画を見たり、自分で動画を作って参加したりすることも可能です。

ハッシュタグチャレンジの課金方式は、固定費で、費用相場は、約300万円から1000万円となっています。

TikTok広告の中では高額な部類であるため、予算に余裕のある企業向けとなります。

ハッシュタグチャレンジは、TikTokのユーザーの創造性や参加意欲を刺激することが期待できます。

また、ハッシュタグの拡散によって広告のリーチや認知度を高めることにも効果的です。

運用型広告

運用型広告とは、TikTokの広告管理プラットフォームであるTikTok Ads Managerを使って、自分で広告を作成・配信・管理できる広告のことです。

インフィード広告と同じく、9秒から15秒の動画が使用できます。

運用型広告の課金方式は、CPCやCPVです。
費用相場はインフィード広告と同じく、CPCで約100円から300円、CPVで約10円から30円です。

運用型広告は、広告の予算や配信期間、ターゲットや入札額などを自由に設定でき、柔軟に広告運用ができます。

しかし、広告の効果を最大化するには、広告の最適化や分析が必要です。

ここでは簡単な費用の紹介のみ行いましたが、さらに詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

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更新日:2024.01.31

効果的なTikTok広告運用のための4つのポイント

TikTok広告で成果を出すには、メリットを踏まえて魅力的な動画広告を作成するのがポイントです。

その中でも押さえておきたい、ポイントを4つ紹介します。

TikTok広告のポイント

開始直後にインパクトのある動画を作る

TikTok広告は、YouTube広告と違いスキップできない時間が設けられていません。

そのため、表示されてすぐにスキップできてしまうので、冒頭でユーザーの興味をひくことが重要になります。

視聴してもらえるかどうかは最初の数秒にかかっているため、ここに全力をそそぐ気持ちで制作に取り組むことが大切です。

ユーザーがスワイプする手を一瞬でも止めてもらうことが広告の成功につながります。

画像はもちろん、印象に残るキャッチコピーも大切なポイントです。
「TikTok広告の勝負は冒頭の3秒」を意識して、インパクトのある動画を作成していきましょう。

上手にトレンドを取り入れる

TikTokでバズることが多く、話題にのぼりやすいのがダンス動画です。

トレンドを調査して、今人気が高い曲などを積極的に取り入れると「あの曲だ!」とユーザーが認識しやすくなります。

ダンス動画を作成する場合は、リズミカルでポップな曲をBGMにするとよいでしょう。
バズっているダンス動画もほとんど明るくテンポが速めの音楽を使用しています。

オリジナルの楽曲を作る場合もこの要素を踏まえておくとよいでしょう。

人気の動画の間に音楽が付いていない・音楽と動画が合っていない動画広告が挿入されるとユーザーは違和感を覚えてマイナス効果となります。

人気の音楽を取り入れる場合でも自社商品とマッチしている楽曲を選ぶことも重視するようにしましょう。

広告だと感じさせない動画作りの意識を持つ

TikTok広告は「ユーザーが動画コンテンツを楽しんでいるところに企業がお邪魔させてもらっている」といった感覚でクリエイティブを作成することが重要です。

楽しく動画を見ているところに、いかにも広告といった動画が入ってくれば、ユーザーは興ざめしてしまうでしょう。
広告とわかった時点でスキップしてしまいます。

TikTok広告を作成するときは、広告らしさを極力排除し、ユーザー投稿動画のひとつとして作成することが成功する秘訣です。TikTokは広告でも「いいね」「コメント」など一般動画と同じようにアクションできます。

「商品をアピールするために広告を作っている」というより「自社の商品を楽しく見てもらえる動画を作ろう」という心構えで作ったほうが、ユーザーが視聴しやすくアクションももらいやすくなるでしょう。

ユーザーにアクションを起こしてもらう工夫をする

ユーザーが広告に興味を持っても、購入やサービスの申し込みといった行動につながらなければ、成果があったとはいいきれないでしょう。

TikTokによると、動画を視聴したユーザーの92%が、その後なんらかの行動を起こしていると発表しています。
また、視聴した動画に出ていた商品を購入したり調べたユーザーは
25%とのことです。

この25%のユーザーが興味を持つような広告を作成し、TikTok広告からWebサイトなどに誘導しコンバージョンをしてもらう設計が必要です。

そのためには、さらに続きが知りたくなるような動画を作成し、わかりやすいデザインのボタンを配置してスムーズにWebサイトに誘導できるような導線作りが重要となります。

また、キャンペーンを行ってユーザーにとってお得な特典を用意するなども効果的です。

例えば、「抽選でQUOカードプレゼント」「ゲームの事前登録でレアアイテムゲット」「抽選でイベントチケットが当たる」などがあります。

ただし、キャンペーンの内容も動画と同じくユーザーが興味を持ち申し込んでくれるようにすることが大切です。
ターゲットの分析をしっかり行い、アクションを起こしてもらえるような商品を用意しましょう。

TikTok広告の成功事例とは?3つの事例から学ぶコツ

ここまで、TikTok広告のメリットやデメリット、費用を知っても「本当に導入すべきか」と迷うことでしょう。

TikTok広告は他のSNS広告に比べて広告費が高くなる傾向があることから、慎重にならざるを得ません。

しかし、TikTok広告は予算に見合うだけの成果を得られるということも強調しておきたいポイントです。

ここでは、TikTok広告の成功事例として3つの事例をご紹介しますので、ぜひチャレンジしてみてください。

事例1:BAKE「#潮風レモンチーズタルト」

出典:BAKE

チーズタルトの製造・販売を手がける「BAKE」では、2023年夏に期間限定で発売した「潮風レモンチーズタルト」のTikTok広告を実施しました。

この商品のターゲットは30〜40代の女性が中心でしたが、まだ商品を知らない10〜20代の男女にも認知してもらい、将来的に購買層になってもらうことを目的としました。

そのために、若年層に人気の高いTikTokを活用し、新商品のプロモーションを行ったのです。具体的には、以下の3つのポイントに注力しました。

  • 「インフィード広告」を利用し、広告感のないストーリーの動画で、商品の特徴や季節感を表現した
  • 瀬戸内を舞台にした動画は、実際に瀬戸内のレモンの産地まで行き、こだわって撮影した
  • TikTokの縦型の画角に合わせて制作し、視聴者の没入感を高めた

このように、商品の魅力を伝えるとともに、視聴者の興味や感情を引き出す工夫をしました。その結果、以下のような成果につながっています。

  • 認知獲得を目的としていたためKPIはリーチ数40万で設定していたが、結果はリーチ数70万でKPIを大きく上回った
  • 性別・年代別で見ても、潜在層である10〜20代前半の女性にしっかりリーチできていたので、今回の目的は達成した
  • クリック数についてもKPIを達成し、期待通りの成果が得られた
  • 他の媒体と比較しても、CPM、CTRは圧倒的にTikTok広告が良い結果だった

この事例から、TikTok広告は若年層にアピールできるだけでなく、パフォーマンスも高いというメリットがあることがわかります。

BAKEは、今後も新商品の発売のタイミングでプロモーションを行い「継続的にユーザーとコミュニケーションをしていきたい」としています。

また、「タグやターゲティングなどを細かく設定し、効果検証にも幅を持たせて分析をしっかりしていきたい」とのことです。

参考:TikTok for Business|若年層へのアプローチにより『潜在層』の認知を獲得、将来のBAKE CHEESE TART ファンにつなげる【BAKE】

事例2:バルクオム「メンズスキンケアブランド」

出典:バルクオム

メンズスキンケアブランド「BULK HOMME」を展開するバルクオムは、インハウスでTikTok広告を活用して新規顧客獲得に挑戦しました。

このブランドのターゲットは18歳以上の男性でしたが、美容意識の高いユーザーが多いTikTokでCV獲得の増加を狙い、以下の3つのポイントに注力しました。

  • 「インフィード広告」を利用し、アンケートに答えるだけで無料サンプルがもらえるというシンプルな訴求を行った
  • 配信時間は夜の時間帯に設定し、獲得率が高まるタイミングを狙った
  • LPに一度来たユーザーは除外する設定にし、数値を追っていった

このように、効率的な広告運用を行うとともに、自社の製品の魅力を伝える工夫をしました。その結果、以下のような成果につながっています。

  • CPCはとても安くなり、目標CPAも他プラットフォームと同等に取れた
  • 予算を増やせばその分を消化し、獲得もついてきた
  • アップセル率が他プラットフォームよりも少し高くなった

この事例から、TikTok広告は効果的な運用を行うことでインハウスでも成果が出せることがわかります。

バルクオムは、今後もTikTok For Businessを活用して、クリエイティブの本数を増やしたり、テストマーケティング的な活用をしたりするとのことです。

参考:TikTok for Business|美容意識の高いユーザーが多いTikTokでCV獲得が増加!【メンズスキンケアブランド バルクオム】

 

事例3:きずな出版『20代にとって大切な17のこと』

出典:きずな出版

出版業界では新聞広告が主流でしたが、その限界を感じていた「きずな出版」の書籍『20代にとって大切な17のこと』についての活用事例です。

きずな出版はビジネス書や自己啓発本などを出版しており、著者との距離が近く、講演会やセミナーも多く行っています。今回の商材である『20代にとって大切な17のこと』は、20代をターゲットにした本でしたが、新聞を読まない20代にアプローチするためにTikTok広告を活用しました。

きずな出版が注力したポイントは以下の3つです。

  • 他のSNS広告で使用している1枚の画像ではなく、15秒程度の動画広告で訴求力を高めた
  • 興味行動ターゲットで「読書」カテゴリーを選択し、ランディングページをAmazonの商品ページに設定
  • BGMはクリエイティブ制作ツールで提供されている音源を活用することで、費用を抑えた

限られた予算の中でもターゲットを絞り、それまで前例のなかったTikTok広告でビジネス書の魅力を伝えるという目的を達成しました。その結果、以下のような成果につながっています。

  • Amazonの総合順位が10,000位台から4,000位に上昇
  • 他のSNS広告と同条件で配信した際、TikTok広告はクリック数が約10倍高くなっていた
  • クリック率も非常に高く、他のSNS広告の約5倍に
  • 返本率がわずか数%に留まった

この事例から、大きな予算を割いて広告出稿をすることはなかなか難しい状況でも、TikTok広告は少ない予算でお試しとして始められることが分かります。

きずな出版は、今後もインフルエンサーの本でTikTok広告を運用していけたらと考えているとのことです。

参考:TikTok for Business|クリック数は他のSNS広告の約10倍!潜在意識に残る動画広告が書店にまで波及【きずな出版】

まとめ

TikTok広告のメリットは以下の通りです。

  • 動画の視聴率が高い
  • ユーザーの参加意識が高い
  • ユーザーの多様性が高い
  • ユーザーが生み出したコンテンツによる拡散ができる
  • BGMが付いた広告によってユーザーに見てもらうことができる
  • 広告自体をコンテンツとして活用できる
  • 動画が短いので視聴しやすい
  • ユーザーが行動を起こしやすい
  • ターゲティング精度が高い
  • 10~20代に向けてアプローチしやすい
  • 少ないフォロワーでも拡散される可能性がある

TikTok広告はもともと広告らしさが低いため、一般の動画と同じように見てもらえる可能性が高いです。

フォロワー数が多い、潤沢な広告費をかけた大企業の広告ほど評価されるというわけではなくユーザーの興味を引くことができいたら広く拡散できるポテンシャルを秘めています。

TikTok広告の利用を検討している企業は、本記事でTikTokのメリットとデメリット、そして費用や成功事例を参考にして決断をしてみるとよいでしょう。

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