Instagram広告運用を成功させる5つのポイント!運用前に知っておきたい基礎知識

今の時代、SNSは生活の一部となり、中でも写真や動画を気軽にアップできるInstagramは圧倒的な人気を誇っています。
そのため、商品やサービスのプロモーションとしてInstagram広告が使われることも多く、これから広告運用を検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし、広告運用の経験がないと
「そもそもInstagram広告で本当に効果が出るのか」
「Instagram広告を成功させる方法はないのか」
など、不安なことだらけのはずです。

そこで、この記事では

  • Instagram広告の運用を成功させる5つのポイント
  • Instagram広告が使われる理由
  • Instagram広告の配信面や広告フォーマット
  • Instagram広告を運用する手順

など、Instagramの広告運用に関する基礎知識について、詳しく解説していきます。
Instagram広告でCV獲得やブランド認知度を向上させたい方は、この記事で解説するポイントを参考にしてみてください。

Instagram広告運用を成功させる5つのポイント

最近では、機械学習による広告配信の精度が向上され、初心者の方でもInstagram広告は比較的運用しやすくなっています。
しかし、広告運用を成功させるには機械に任せてばかりではいけません。
Instagram広告の特徴を理解して、最大限に効果を発揮できるように工夫することが重要です。

ここからは、Instagram広告の運用を成功させる5つのポイントを詳しく解説していきます。

1.目的を明確にする

まずは、広告運用の目的を明確にしましょう。
広告運用では、キャンペーン設定をする際に必ず「キャンペーンの目的」を設定しなければなりません。
Instagram広告で設定できるキャンペーンの目的はこちらです。

・認知度
・トラフィック
・エンゲージメント
・リード
・アプリの宣伝
・売上

例えば、ブランド認知向上のために広告を配信するなら「認知度」を選択し、問い合わせや商品購入を促すなら「売上」を選択することで、その目的に応じた広告配信が可能です。
当たり前ですが、実際の目的とキャンペーン目的が一致していないと効果は出ないので注意しましょう。

2.ターゲットを絞りすぎない

Instagram広告では詳細なターゲット設定が可能ですが、ターゲットの絞りすぎはあまりおすすめしません。
例えば、“東京暮らしの20歳男性で専門学校に通っている人”などの細かすぎるターゲット設定をすると、リーチ数が少なく機会学習がうまく回らなくなってしまう可能性があります。
もちろん、ピンポイントのターゲット設定をすることは大事ですが、管理画面に表示される推定オーディエンスサイズを見ながら適度に設定するのがベストです。

基本的に、広いターゲティングから選ばせたほうが機械学習はうまく回るので、効果を出したい場合は少し広めにターゲット設定をすると良いでしょう。

3.広告感の強いクリエイティブは避ける

みなさんも一度は、広告が表示されて「鬱陶しい」と感じたことがあるでしょう。
ユーザーは自分に適していない広告の表示、広告感が強いクリエイティブが表示されると嫌悪感を抱いてしまいます。
そうなると、ブランド認知どころではなくブランド毀損につながってしまう恐れがあるので、広告効果を発揮できません。

とくに、Instagram広告は受動的なユーザーに対して一方的に広告を表示させることになるので、クリエイティブは広告感の少ないネイティブなものにすることをおすすめします。
具体的には、テキストではなく写真(画像)メインのクリエイティブにすることで、広告感は少しやわらぐでしょう。

4.クリエイティブ制作はセーフティゾーンに注意する

SNS広告のクリエイティブはセーフティゾーンに注意して制作する必要があります。
セーフティゾーンとは、Instagramがデフォルトでテキストやアイコンを表示させるエリアのことを言います。
InstagramストーリーズやInstagramリールでは、上下にセーフティゾーンが設けられています。
セーフティゾーンを意識せずに制作すると、伝えたいメッセージやアイコンなどが伝わらない可能性があるので十分注意しましょう。

とくに、Instagramリールはセーフティゾーンが広いので、重要なメッセージはクリエイティブの中央部分に配置することをおすすめします。

5.適切なCTAを設定する

Instagram広告では、商品やサービスに合わせたCTAを設置することがポイントです。
広告設定の際にラベリング(CTA内のテキスト)を選択することが可能なので、商品やサービスに合わせて適したラベリングを設定しましょう。

また、CTAは広告設定の際に設定可能なので、クリエイティブ内にCTAを配置する必要はありません。
GoogleやYahoo!など他の広告媒体で使用していたクリエイティブを流用する場合は、このあたりに注意して設定するようにしてください。

Instagram広告が使われる理由

Facebook広告やTwitter広告、LINE広告などの数あるSNS広告の中でも、各企業がプロモーションにInstagram広告を使うのは、いくつかの理由があります。
ここでは、Instagram広告が使われる理由を4つ解説していきます。

1.精度の高いターゲティング設定が可能

Instagram広告は、実名制のFacebookと紐づいているため精度の高いターゲティング設定が可能です。
一般的なデモグラ(※)やエリア、興味関心に加えて、役職ターゲティングが設定できるのもInstagram広告の大きな魅力です。
また、Facebook広告同様、ユーザーリストから作成する類似オーディエンスの精度も高く、BtoCだけでなくBtoB商材でも効果の期待できる広告媒体といえます。

(※)デモグラとは、デモグラフィックの略で、性別、年齢、居住地域、所得、職業、家族構成など人口統計学的な属性の総称。

2.女性ユーザーや若年層に向けた広告配信がしやすい

Instagramのユーザー利用率は、以下のとおりです。

利用ユーザー層 利用率
10代 70.0%
20代 73.3%
30代 63.7%
40代 48.6%
50代 40.7%
60代 21.3%
男性 41.4%
女性 58.9%
全体 50.1%

参照:令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査

男性が41.4%、女性が58.9%と女性ユーザーが半分以上を占めているため、女性ユーザー向けの商品やサービスの広告配信に適しているといえます。
また、Instagramは10代~20代の若年層利用率が70%を超えているため、若年層をターゲットにした商品やサービスの広告配信も効果的。
さらに、30代~40代のInstagram利用率も50%前後となっており、若年層に限らず、幅広い年齢層にバランスよくアプローチできる広告媒体です。

3.豊富な配信面で、画面一杯を使った商品訴求が可能

Instagramは写真や動画をメインコンテンツにしているSNS。Instagram広告に関しても、フィード・ストーリーズ・リールなど、豊富な配信面で商品訴求できるのが魅力です。
とくに、Instagramストーリーズでは画面一杯を使って訴求できるため、アパレルやファッション、グルメなどの有形商品との相性はピッタリです。
また、今ではInstagramリールにショート動画の広告を配信することも可能となり、商品やサービスの訴求方法は多岐にわたります。

4.豊富な広告フォーマットで、柔軟な広告運用が可能

Instagram広告では、

  • 画像(静止画)広告
  • 動画広告
  • カルーセル広告
  • コレクション広告
  • 商品タグ付き(ショッピング)広告

などさまざまな広告フォーマットを使用できるため、商品やサービスに合わせた柔軟な広告運用が可能です。
例えば、カルーセル広告で商品にストーリー性を持たせることや、複数ある商品を1枚ずつ配信するのも良いでしょう。(※広告フォーマットについては、詳しく後述します)

広告フォーマットが豊富ということは、それだけ表現する方法が増えるということ。
こうした広告フォーマットの豊富さは、A/Bテストなどの施策判断のしやすさにもつながるので、素早い効果改善が期待できます。

Instagram広告7つの配信面(表示される場所)

Instagram広告を運用するためには、広告フォーマットの前に、まずは広告が表示される配信面を設定する必要があります。
Instagram広告で設定できる配信面は以下の7つで、それぞれに特徴があります。

配信面 入稿規定 特徴
Instagramフィード ・画像のファイルタイプ:JPGまたはPNG
・アスペクト比:1:1
・解像度:1,080 x 1,080ピクセル以上
もっともオーソドックスな配信面で、ほとんどの広告目的で使用可能
Instagramプロフィールフィード ・画像のファイルタイプ:JPGまたはPNG
・推奨アスペクト比:1:1
・すべての対応アスペクト比:1.91:1~4:5
・解像度:1,080 x 1,080ピクセル以上
フィードほどのインパクトはないが、リーチを広げる際に有効な配信面
Instagram発見タブ ・画像のファイルタイプ:JPGまたはPNG
・アスペクト比:9:16
・解像度:1,080 x 1,080ピクセル以上
リーチの幅が広がり、ブランド認知効果が高い
Instagram発見ホーム ・画像のファイルタイプ:JPGまたはPNG
・アスペクト比:1:1
・解像度:1,080 x 1,080ピクセル以上
リーチの幅が広がり、ブランド認知効果が高い
Instagramストーリーズ ・画像のファイルタイプ:JPGまたはPNG
・アスペクト比:9:16
・解像度:1,080 x 1,080ピクセル以上
フルスクリーンで訴求したい場合に有効
(例:コスメ、飲食など)
Instagramリール ・ファイルタイプ:JPGまたはPNG
・アスペクト比:9:16
・解像度:1,080 x 1,080ピクセル以上
ショート動画で訴求したい場合に有効で、ブランド認知効果が高い
Instagram検索結果 ・画像のファイルタイプ:JPGまたはPNG
・アスペクト比:1:1
・解像度:1,080 x 1,080ピクセル以上
フィードほどのインパクトはないが、リーチを広げる際に有効な配信面

Instagram広告で成果を出すためには、商品やサービス、ターゲットにマッチした配信面を設定する必要があるので、それぞれの特徴を頭に入れておきましょう。

Instagramフィード

Instagramフィードとは、Instagramアプリを開いたときに表示されるホーム画面のことで、Twitterでいうところのタイムラインのようなものです。Instagramフィードに配信すると、ユーザーの投稿した写真や動画の間に広告が表示され、ユーザーは通常のオーガニック投稿と同じように広告を目にすることになります。
Instagramフィードでは正方形画像(動画)もしくは横長の長方形画像(動画)を設定することができます。
商品やサービスのブランド認知、CV獲得につなげたい場合におすすめの配信面です。

Instagramプロフィールフィード

Instagramプロフィールフィードとは、18歳以上の公開されたプロフィールにアクセスし、投稿をタップした先のフィード内のことを指します。Instagramフィード同様、オーガニック投稿の間に広告が表示されます。
Instagram広告では、受動的に情報を得ているユーザーに広告を配信することが多いですが、Instagramプロフィールフィードを利用すれば、能動的に情報を得ようとしているユーザーに広告を配信することができるので高い効果が期待できます。
2022年12月に開始されたばかりで、まだ新しい配信面ですが、新たなユーザーにリーチできるという点でも試す価値があります。

Instagram発見タブ

Instagram発見タブとは、Instagramアプリの虫眼鏡マークに表示されるコンテンツをタップした先のフィード内のことを指し、オーガニック投稿の間に広告が表示されます。
配信面にInstagram発見タブを設定すると、設定したターゲットよりも少し拡張された状態で広告配信されるので、ターゲットを限定したい方は配信面から削除しましょう。
また、Instagram発見タブと、次に紹介するInstagram発見ホームはよく似ているので、間違えないように注意してください。

Instagram発見ホーム

Instagram発見ホームは、Instagramアプリの虫眼鏡マークをタップした先のページのことです。
オーガニック投稿とまぎれて掲載されるため、ネガティブな印象を与えにくい広告という特徴があります。
一昔前は、Googleで調べることを“ググる”、その後はハッシュタグ検索が主流になり“タグる”という言葉が生まれましたが、今ではInstagramの発見タブを使うことを“タブる”と呼び、ユーザー動向は時代によって大きく変わってきているといえます。
そのため、Instagramの発見タブ・発見ホームに広告を掲載することで多くのユーザーの目に留まり、高いブランド認知効果が期待できます。

Instagramストーリーズ

Instagramストーリーズは没入感のある広告フォーマットで、画面全体を使って表示されるコンテンツが最大の特徴です。Instagramストーリーズに配信された広告は、5秒間表示されるか、ユーザーがスワイプした時点で終了されます。
近年では、Instagramフィードは見ずにInstagramストーリーズのみを見るというユーザーも数多くいることから、Instagram広告を運用する際は外せない配信面のひとつといえます。

Instagramリール

Instagramリールは、TikTokやYouTubeショートと同じ、ショート動画を使った配信面です。最大15分までの動画を設定することが可能なので、商品やサービスに合わせて動画の尺を検討しましょう。
画像(静止画)広告と違い、動画で多くの情報を伝えることができるため、これまでとは違う訴求によって高い効果が期待できます。

Instagram検索結果

2023年3月より、Instagram検索結果への広告配信も可能になりました。Instagram検索結果とは、Instagramアプリで検索した際に表示されるコンテンツをタップした先のフィードのことです。

例えば、Instagramアプリの発見タブから「#グルメ」と検索した場合、グルメに関するコンテンツが一覧で表示されます。その中のコンテンツをタップした先のフィード内に表示されるのが「Instagram検索結果広告」の仕組みです。

“検索窓に特定のキーワードを入力した能動的なユーザー”に向けて、関連する広告配信ができるので、高い広告効果が期待できます。

Instagram広告5つの広告フォーマット

Instagram広告は、単純に画像(静止画)広告だけなく動画やカルーセルなど、さまざまな広告フォーマットが用意されています。また広告フォーマットによって、掲載可能な配信面も違います。はじめは、もっとも簡単な画像(静止画)広告から始める方が多いですが、できれば商品やサービスに合わせて適切な広告フォーマットを使用するのがベストです。

ここからは、Instagram広告で使用できる広告フォーマットの特徴と、掲載できる配信面の組み合わせを解説していきます。

参照:Facebook広告ガイド: 広告形式の仕様と推奨事項 | Facebook広告ガイド

画像(静止画)広告

画像(静止画)広告は、動画のようなシーン遷移がないので伝えたいメッセージを常に表示しておくことが可能です。
また、動画広告よりも制作コストが少ない傾向にあるため、予算をかけずに広告運用したい場合などにもおすすめです。
画像(静止画)広告は訴求別で作り分けがしやすいので、複数枚のクリエイティブを用意してA/Bテストを効果的に行いましょう。

●掲載可能な配信面
・Instagramフィード
・Instagramプロフィールフィード
・Instagram発見タブ
・Instagram発見ホーム
・Instagramストーリーズ

動画広告

動画広告は、画像(静止画)広告と比較してより多くの情報をユーザーに伝えることが可能で、動画の演出によってユーザーの注目を集められるのも大きなメリットです。

また、動画クリエイティブは「AIDMA」などの消費者購買モデルの法則をうまく活用することがポイントです。
「AIDMA」とは「注意(Attention)⇒興味(Interest)⇒欲求(Desire)⇒記憶(Memory)⇒行動(Action)」の頭文字をとった消費者購買モデルのひとつで、具体的なプロセスは下記のとおりです。

  • Attention(注意):動画を見て商品・サービスを認知する
  • Interest(興味):ユーザーが商品・サービスに興味を持つ
  • Desire(欲求):ユーザーが商品・サービスを欲しいと思う(欲する)
  • Memory(記憶):ユーザーが商品・サービスを覚える
  • Action(行動):ユーザーが商品・サービスを購入する

このように、動画クリエイティブ内に消費者購買モデルの要素をうまく入れることで、ユーザーの購買意識を促す質の高いクリエイティブを作ることができます。
画像(静止画)広告よりも制作コストや手間がかかるのがネックですが、動画クリエイティブが主流になってくるこれからの時代を考えると、今のうちに作っておくのもひとつでしょう。

●掲載可能な配信面
・Instagramフィード
・Instagramプロフィールフィード
・Instagram発見タブ
・Instagramストーリーズ
・Instagramリール

カルーセル広告

カルーセル広告は、1つの広告で最大10個の画像(静止画)や動画を設定することができるため、複数商品をまとめて紹介するときに便利です。また、複数商品を紹介する以外にも、商品の使い方やビフォーアフターなどをストーリー仕立てで表現することも可能です。

カルーセルを使いこなせれば広告運用の幅が広がります。

●掲載可能な配信面
・Instagramフィード
・Instagramプロフィールフィード
・Instagram発見タブ
・Instagramストーリーズ

コレクション広告

アパレルやコスメなど、EC事業を展開している企業のプロモーションに適しているのがコレクション広告です。
コレクション広告では、メインとなるカバー画像・動画が表示され、その下に3点の商品画像(ストーリーズは2点)が表示されます。
ユーザーがコレクション広告をタップすると、設定したリンク先に飛ばすことができ、自社で運用するECサイトをリンク先に設定することも可能です。

●掲載可能な配信面
・Instagramフィード
・Instagramストーリーズ

商品タグ付き広告(ショッピング広告)

商品タグ付き広告は別名ショッピング広告と呼ばれ、画像や動画に商品タグを設置できる広告のことです。
ユーザーが広告をタップすると商品タグが表示され、さらに商品タグをタップすることで商品詳細ページに飛ばすことができます。
商品タグ付き広告は、事前にFacebookのカタログマネジャーでカタログ設定をする必要があるので、広告配信をする際は準備しておきましょう。

●掲載可能な配信面
・Instagramフィード
・Instagramショップ

Instagram広告を運用する前に準備するもの

Instagram広告を運用するには、以下が必要です。事前に準備しておきましょう。

準備するもの 必須度 備考
Facebookページ スマホアプリから出稿する場合は不要だが、それ以外の出稿方法では必須のため、準備しておくのがおすすめ
Instagramアカウント
プロアカウント)
Facebookページから出稿する場合は不要だが、準備しておく方がおすすめ
広告クリエイティブ 既存投稿を広告にする場合は不要だが、さまざまな配信面に合わせたいなら新しく作る必要
クレジットカード情報 支払い設定を完了させないと、Instagram広告を出稿できない

Instagram広告を出稿するには、「スマホアプリから出稿する」場合以外はFacebookページが必須です。

また、Facebookページがあれば、Instagramアカウントがなくても広告出稿は可能です。しかし、将来的なアカウント運用のことなどを考えると、Instagramアカウントがあるに越したことはありませんので、事前に準備することをおすすめします。

Instagram広告の出稿には、以下2つのパターンがあります。

  • 既存の投稿クリエイティブを広告として出稿する
  • 新しいクリエイティブを作成し広告を出稿する

既存の投稿クリエイティブを広告として出稿する場合は、画像や動画を新しく作成する必要はありません。しかし、フィード投稿のクリエイティブはストーリーズには出せないなど、配信面の制限があります。配信面を自由に設定したい場合は、それぞれの面に合ったクリエイティブを準備しましょう。

なお、忘れてはいけないのが、クレジットカード情報です。クレジットカード情報を登録して支払い設定を完了させないと、Instagram広告を出稿できません。スムーズに広告出稿ができるように、事前にクレジットカード情報などは控えておきましょう。

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更新日:2023.11.07

Instagram広告運用|3つの出稿手順

Instagram広告を運用するにあたって、出稿手順は3パターンあります。

出稿方法 特徴 難易度
スマホアプリから出稿 Instagramアカウントがあれば、スマホから設定可能
※広告設定に制限あり
初心者向け
Facebookページから出稿 ビジネスマネージャーを開設しなくても設定可能
※広告設定に制限あり
初心者向け(Instagramアカウントなし)
ビジネスマネージャーから出稿 とくに制限がなく、広告設定を自由にカスタマイズ可能 初心者~中級者向け(ターゲティングなどしっかり設定したい人)

出稿方法によって、特徴や手順が少し異なります。まずは、どの出稿方法でInstagram広告を運用するのか検討してみてください。

1. スマホアプリから出稿する

もっとも手軽な方法で、広告知識のない初心者の方でも簡単に設定可能です。ただし、ターゲティングなどの細かい設定はできず、広告効果は低いので注意しましょう。また、スマホアプリから広告を出稿する場合は、過去の既存投稿が対象です。

スマホアプリからInstagram広告を出稿する手順

スマホアプリからInstagram広告を出稿する手順は、以下のとおりです。

STEP1:Instagramアカウントをプロアカウントにする


まず、Instagramアカウントを「個人アカウント」から「プロアカウント」に変更しましょう。プロフィール画面の右上にあるメニューボタンをタップすると「プロアカウントに切り替える」という項目が水色の文字で表示されます。「プロアカウントに切り替える」をタップし、カテゴリなどを選択すれば完了です。

STEP2:投稿の下に表示される「投稿を宣伝」をタップ


プロアカウントに切り替えると、投稿の下に「投稿を宣伝」というボタンが表示されるようになります。広告出稿したい投稿を選択して「投稿を宣伝」をタップしましょう。

STEP3:広告を配信する目的を選択する


広告を配信する目的、つまり、広告を見たユーザーにどのような行動を起こしてもらいたいか選択します。選択肢は以下のとおりです。

  • あなたのプロフィールにアクセスする
  • あなたのウェブサイトにアクセスする
  • あなたにメッセージを送信する

STEP4:ターゲットを設定する


広告を配信するターゲットを設定します。「おすすめのオーディエンス」を選択すると、フォロワーに類似するユーザーに広告が配信されます。その後、地域や興味・関心、年齢・性別などの設定も可能なので、アプローチしたいターゲティングを設定しましょう。

STEP5:広告予算・配信期間を設定する


1日の広告予算、広告配信期間を設定します。ただし、設定した予算と実際の配信金額は異なる場合があるので注意が必要です。たとえば、1日の予算を「2,000円」で設定しても、実際は「2,100円」「1,980円」など、多少誤差が生じます。これは、Instagram広告に限らず、すべての広告媒体でいえることなので、頭に入れておきましょう。

STEP6:支払い方法を設定する


最後に支払い方法に設定すれば広告出稿の準備が整います。

2.Facebookページから出稿する

Instagram広告は、ビジネスマネージャー(※1)を開設しなくてもFacebookページから設定可能です。PCがあれば簡単に設定できるので、初心者の方におすすめの出稿方法です。ただし、今後もほかのサービスで広告配信を検討している場合は、複数アカウントをまとめて管理できるビジネスマネージャーの開設を検討しましょう。

(※1)自社独自のMeta広告(Facebook広告 / Instagram広告)管理画面

FacebookページからInstagram広告を出稿する手順

FacebookページからInstagram広告を出稿する手順は、以下のとおりです。

STEP1:Facebookページにログインする


まず、該当のFacebookページにログインします。個人アカウントでログインした後、右上のアイコンをクリックすると、管理者権限のあるFacebookページに切り替えができます。

STEP2:左下の「広告を掲載」をクリック


広告を出稿するFacebookページのプロフィールに移動して、左下にある「広告を掲載」ボタンをクリックします。

STEP3:「新しい広告を作成」をクリック


「広告を掲載」をクリックすると、広告タイプの選択画面に移行します。Facebook広告の機械学習に任せた自動配信も可能ですが、ここでは「新しい広告を作成」をクリックします。

STEP4:広告の目的を選択する


広告の目的を選択します。

STEP5:配信する広告クリエイティブを設定する


配信する広告クリエイティブを設定します。

  • 説明文
  • メディア(画像)
  • 見出し
  • ボタンラベル

を設定し、クリエイティブを完成させます。

STEP6:ターゲットを設定する


広告を配信するターゲットを設定します。設定できる項目は、以下のとおりです。

  • 性別
  • 年齢
  • 地域
  • 詳細ターゲティング(利用者層・興味関心・行動)

STEP7:広告予算・配信期間を設定する


1日の予算と配信期間を設定します。最低出稿金額は、Facebookページによって異なる場合があるので注意が必要です。

STEP8:配信面を設定する


広告の配信面を設定します。Instagramに配信する場合は「Instagram」にチェックを付けましょう。Facebookページから広告設定する場合「Facebook」には必ず配信されるので注意が必要です。

STEP9:支払い方法を設定する


最後に支払い方法として、クレジットカード情報を登録すれば、出稿準備完了です。

3. ビジネスマネージャーから出稿する

今後、別サービスの広告出稿を行う可能性がある場合は、ビジネスマネージャーからの出稿がおすすめです。スマホアプリやFacebookページからの出稿は、設定したアカウントの数値しか見られません。しかし、ビジネスマネージャーを利用すると、すべてのアカウントを1つの管理画面で設定できるので、広告管理がとてもラクになります。

また、ターゲティングなどの細かい設定もできるので、本気でInstagram広告を運用したい方におすすめの出稿方法です。

ビジネスマネージャーからInstagram広告を出稿する手順

ビジネスマネージャーからInstagram広告を出稿する手順は、以下のとおりです。

STEP1:ビジネスマネージャーにログインする


まだビジネスマネージャーを持っていない場合はこちらから作成してください。

参考資料:ビジネスマネージャーを作成する | Metaビジネスヘルプセンター

STEP2:「ビジネス設定」⇒「広告アカウント」を選択する


ビジネスマネージャーにログインできたら、左側のメニューボタンから「ビジネス設定」に移動し「広告アカウント」をクリックします。

STEP3:広告アカウントを追加する


広告アカウント画面の上部にある「追加」ボタンをクリックし「新しい広告アカウントを作成」を選択します。その後、広告アカウント名・支払い方法を設定すると、広告アカウントの作成が完了です。

STEP4:Facebookページを追加する


広告アカウントを作成できたら「ページ」に移動します。広告アカウント同様「追加」ボタンをクリックしFacebookページを追加します。このとき、すでにFacebookページを持っている場合は「ページを追加」を選択し、プロフィールページのURLを入力しましょう。まだFacebookページを持っていない場合は「新しいFacebookページを作成」を選択し、Facebookページを作成します。

STEP5:広告マネージャーに入りアカウントを選択する


左側のメニューボタンから「広告マネージャー」をクリックし、管理画面に移動します。広告マネージャー上部に広告アカウント名が表示されるので、広告出稿したい広告アカウントであることを確認します。

STEP6:キャンペーンを作成する


緑色の「+作成」ボタンをクリックし、キャンペーンを作成します。

STEP7:広告の目的を選択する


「+作成」をクリックすると、キャンペーン目的の選択項目が表示されるので、広告配信の目的に合わせて選択しましょう。

STEP8:キャンペーンを設定する


キャンペーン名や広告予算などを設定します。キャンペーン名は何でもいいのですが、わかりやすい名前にすると、今後管理しやすくなります。

たとえば

  • 冬の決算セール_2024
  • 第1回セミナー_リード獲得

など、タイトルや日付、目的などをキャンペーン名に入れると、わかりやすくなります。

STEP9:広告セット設定する


次に広告セットを設定します。広告セット名も自分がわかりやすい名前にしましょう。

広告セットで設定する項目は

  • 1日の予算
  • 配信期間
  • ターゲティング
  • 配置面

などです。ターゲティングや配信面などの重要な設定項目があるので、広告セットは慎重に設定しましょう。

STEP10:広告を設定する


最後に広告を設定します。広告配信用の画像や動画などのクリエイティブがある場合は、この工程で入稿します。ただし、配信面に適したクリエイティブでなければエラーになるので注意が必要です。たとえば、配信面にフィードを選択しているのに、ストーリーズ用の縦長画像を入稿することはできません。Instagram広告の入稿規定に沿って設定しましょう。

また、ストーリーズのみに広告を配信する場合は、メインテキストや見出しの入力は必要ありません。クリエイティブの上からテキストを表示させたい場合のみ、設定しましょう。

すべて設定できたら右下の「公開する」ボタンをクリックすれば完了です。その後、審査が通り次第広告が配信されます。

Instagram広告は「自社運用」「運用代行」どちらがおすすめ?メリット・デメリットを整理

Instagram広告は「自社運用」も可能ですが、効果を出すには専門知識やリソースが必要です。そのため、社内に広告運用のノウハウやリソースがない場合は、広告代理店に「運用代行」を依頼することもひとつです。

ここからは、Instagram広告の運用代行を依頼するメリット・デメリットをご紹介します。自社運用にするべきか、運用代行にするべきか、判断材料のひとつにしてください。

メリット

広告代理店に運用代行を依頼するメリットは、以下の2つです。

・プロが運用するため効果が出やすい
・社内のリソース問題が解決される

広告代理店は、過去に数多くの広告アカウントを運用しているため「効果を出す方法」を知っています。過去の実績や経験から、適した方法で運用してくれるため、高い効果が期待できます

また、広告代理店に依頼すれば、戦略立案や入稿作業、日々の数値チェック、レポーティングなど、広告に関連するすべての作業を代行してくれます。そのため、社内のリソース問題も解決され、本業に集中できます。

デメリット

広告代理店に運用代行を依頼するデメリットは、以下の2つです。

・運用手数料が発生する
・自社にノウハウが蓄積されない

広告代理店に運用代行を依頼すると、20%程度の運用手数料が発生します。50万円の広告予算を使う場合、10万円が運用手数料として発生する計算です。運用手数料20%を高いと感じるかは人それぞれですが、すべての作業を代行できてプロのノウハウを活用できるなら、妥当な金額と考えられます。また、広告代理店によっては、運用手数料20%にクリエイティブ制作費も含まれていることがあり、その場合はかなりお得といえます。

自社にノウハウが蓄積されないというデメリットもありますが、運用はしなくても管理画面やレポートを見ながら学ぶことは可能です。詳しい運用などを聞きたい場合は、定例ミーティングの際に質問するのもいいでしょう。

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【運用代行の事例】Instagram広告で若年層・女性にリーチ!認知拡大に成功

映画のプロモーション施策で、目標の400万インプレッションを達成した事例です。

広告配信を開始した段階では、メインターゲットである昭和世代の男性に向けて広告を配信していました。しかし、Instagram広告では思うように効果がでなかったため、昭和世代の男性にはオフライン広告とFacebook広告を中心にアプローチ。オンラインのInstagram広告では、若い女性に方向転換して広告を配信しました。その結果、インプレッション数が伸び、目標の400万インプレッションに到達しました。

ここからわかることは、Instagram広告はターゲット設定や運用次第で効果が大きく変わるということです。Instagram広告で効果を出したいなら、プロである広告代理店に依頼するのもひとつでしょう。

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まとめ

IInstagramは、10代~20代の若年層や女性を中心に支持を得ているSNS。メインコンテンツが写真や動画であることから、ブランド認知の向上や消費者向け商品の訴求に適しています。

Instagram広告を運用するメリットは以下の4つ。

  • 精度の高いターゲティング設定が可能
  • 女性ユーザーに向けた広告配信がしやすい
  • 豊富な配信面で、画面一杯を使った商品訴求が可能
  • 豊富な広告フォーマットで、柔軟な広告運用が可能

とくにInstagram広告の配信面・広告フォーマットにはそれぞれ特徴があり、うまく使いこなすことで高い効果が期待できます。自社の商品・広告配信の目的に合った配信面×広告フォーマットの組み合わせを選びましょう。

【Instagram広告の配信面】

配信面 入稿規定 特徴
Instagramフィード ・画像のファイルタイプ:JPGまたはPNG
・アスペクト比:1:1
・解像度:1,080 x 1,080ピクセル以上
もっともオーソドックスな配信面で、ほとんどの広告目的で使用可能
Instagramプロフィールフィード ・画像のファイルタイプ:JPGまたはPNG
・推奨アスペクト比:1:1
・すべての対応アスペクト比:1.91:1~4:5
・解像度:1,080 x 1,080ピクセル以上
フィードほどのインパクトはないが、リーチを広げる際に有効な配信面
Instagram発見タブ ・画像のファイルタイプ:JPGまたはPNG
・アスペクト比:9:16
・解像度:1,080 x 1,080ピクセル以上
リーチの幅が広がり、ブランド認知効果が高い
Instagram発見ホーム ・画像のファイルタイプ:JPGまたはPNG
・アスペクト比:1:1
・解像度:1,080 x 1,080ピクセル以上
リーチの幅が広がり、ブランド認知効果が高い
Instagramストーリーズ ・画像のファイルタイプ:JPGまたはPNG
・アスペクト比:9:16
・解像度:1,080 x 1,080ピクセル以上
フルスクリーンで訴求したい場合に有効
(例:コスメ、飲食など)
Instagramリール ・ファイルタイプ:JPGまたはPNG
・アスペクト比:9:16
・解像度:1,080 x 1,080ピクセル以上
ショート動画で訴求したい場合に有効で、ブランド認知効果が高い
Instagram検索結果 ・画像のファイルタイプ:JPGまたはPNG
・アスペクト比:1:1
・解像度:1,080 x 1,080ピクセル以上
フィードほどのインパクトはないが、リーチを広げる際に有効な配信面

【Instagram広告の広告フォーマット】

  • 画像(静止画)
  • 動画
  • カルーセル
  • コレクション
  • 商品タグ付き(ショッピング)

Instagram広告を出稿する手順は3つあります。まずは手軽に出稿してみたいならスマホアプリから、本格的に広告効果を狙うならビジネスマネージャーからなど、目的に合った出稿方法を選びましょう。

出稿方法 特徴 難易度
スマホアプリから出稿 Instagramアカウントがあれば、スマホから設定可能
※広告設定に制限あり
初心者向け
Facebookページから出稿 ビジネスマネージャーを開設しなくても設定可能
※広告設定に制限あり
初心者向け(Instagramアカウントなし)
ビジネスマネージャーから出稿 とくに制限がなく、広告設定を自由にカスタマイズ可能 初心者~中級者向け(ターゲティングなどしっかり設定したい人)

また、Instagram広告運用の成功ポイントは以下の5つです。

  1. 目的を明確にする
  2. ターゲットを絞りすぎない
  3. 広告感の強いものは避ける
  4. セーフティーゾーンに注意したクリエイティブ制作をおこなう
  5. 適切なCTAを設定する

本当に効果の出るInstagram広告運用をするには、これらのポイントを踏まえたうえで

  • アカウント作成
  • ターゲット設定
  • クリエイティブ制作
  • 効果測定

までを適切に行う必要があり、広告運用初心者の方にとってはハードルが高いのも事実です。

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そのため、何をどう始めていいか分からないという方は、広告代理店へ運用代行を依頼するのもおすすめです。広告代理店に依頼すると20%程度の運用手数料が発生しますが、アカウント作成から改善、レポート出しなどのすべての業務を代行してくれます。「自社運用」と、実績豊富な広告代理店の「運用代行」では成果が大きく異なることもあるので、まずは相談してみましょう。

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株式会社J・Gripマーケティングでは、大手企業から中小企業までの数多くの実績をもとにお客様の目標達成に貢献したいと考えております。効果の出るInstagram運用をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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