YouTube広告の運用代行会社はどう選ぶ?選び方や確認するべき5つのこと

公開日:2023.11.24

「YouTube広告の運用代行は本当に効果が出る?」
「YouTube広告の運用代行を依頼したいけど、信頼できる広告代理店の特徴が分からない……」

動画広告といえば「YouTube広告」を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、YouTubeなどの動画広告は、運用する広告代理店によって効果が大きく左右します。そこで、この記事では

  • 【おすすめ】YouTube広告に強い運用代行会社6選
  • YouTube広告の運用に強い広告代理店の選び方
  • 運用代行を依頼する前に確認するべきこと
  • YouTubeの運用代行を依頼するメリット・デメリット

などについて、詳しく解説していきます。この記事を読めば、YouTube広告に強い広告代理店の選び方がわかるようになりますよ。YouTube広告の運用代行を安心して任せられる広告代理店を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

YouTube広告の運用代行会社3選|「広告運用+動画制作」を依頼したい人向け

YouTube広告用の動画クリエイティブがない場合は、広告運用とあわせて、動画制作も一緒に依頼できる運用代行会社がおすすめです。ここでは、おすすめの運用代行会社を3社紹介します。

株式会社J・Gripマーケティング

株式会社J・Gripマーケティングは、Web集客事業を生業とする「総合Webプロデュース企業」です。YouTube広告をはじめとした、Web広告全般を取り扱い、広告用の動画制作も行っています。

また、創業当時から積み重ねてきた運用実績は数多く、Googleが認定した「Googleプレミアムパートナー(※1)」であることがその証拠ともいえます。信頼と実績のある運用代行会社に依頼したい場合におすすめです。

  • 実績が豊富でYouTube広告に強い
  • Googleプレミアムパートナーバッジを取得
  • YouTube広告に適した動画制作が可能

(※1)Googleが認定する最上位ランクのパートナーに与えられる称号

株式会社ユニークワン

株式会社ユニークワンは、Web広告の運用だけでなく、インフルエンサー事業も展開する運用代行会社です。新潟県に本社を構え、地方では珍しく「Googleパートナー」のバッジを取得しています。

また、YouTube広告用の動画制作依頼も可能で、専門のクリエイターが企画から撮影・編集・完成までトータルでプロデュースしてくれます。ほかにも、SNS広告用の動画やTVCM用の動画制作も行っているため、動画制作のプロ集団であることがわかります。企画から運用まで、すべて任せたいという方におすすめの運用代行会社です。

  • Googleパートナーバッジを取得
  • 動画制作に特化した運用代行会社
  • 企画から編集・運用まですべて依頼可能

株式会社グラッドキューブ

株式会社グラッドキューブは、リスティング広告やSNS広告など、Web広告を幅広く取り扱っている企業です。YouTube広告の運用代行には定評があり、Google Premier Partner Awardsにおいて、2019年に動画広告部門で日本国内第1位を受賞しています。

ただし、広告予算に応じて料金形態が変動するので注意が必要です。たとえば、広告予算が50万円以上の場合は、広告予算の20%が運用手数料として発生します。しかし、50万円以下の場合は、4.5万円/月が運用手数料になります。月50万円以上の広告配信を検討している場合は問題ありませんが、少額での運用を考えている場合は、少し割高になる可能性があります。

  • Google Premier Partner Awards 2019年動画広告部門日本国内第1位
  • 少額の広告運用は割高になる可能性
  • 動画制作の依頼可能

YouTube広告の運用代行会社3選|「広告運用」だけ依頼したい人向け

すでにYouTube広告用の動画クリエイティブを持っている場合は、単純にYouTube広告の運用に強い代行会社がおすすめです。ここでは、YouTube広告の運用に強い代行会社を3社紹介します。

株式会社オムニバス

株式会社オムニバスは、Web広告の運用を中心としたマーケティング企業です。フロント業務と運用業務を別のスタッフが担当することで、より専門的でスピード感のある対応を実現しています。

また、大手クレジットカード会社であるクレディセゾンの子会社であるため、セゾンデータを活用した広告配信が可能です。すべての商材に活かせるわけではありませんが、独自のデータを活用した広告配信を行えるのは大きなメリットといえるでしょう。

  • 専門的でスピード感のある対応
  • YouTube広告以外の広告運用も依頼可能
  • セゾンデータを活用した独自のターゲティングが可能

株式会社アイレップ

株式会社アイレップは、博報堂DYグループの広告代理店です。Googleアドワード広告(※2)の日本第一号代理店になった企業で、Yahoo!広告の正規代理店にも認定されています。

さらに、Google Premier Partner Awards国内最優秀賞を3部門で受賞(2020年3月時点)するなど、広告運用の実績は十分といえます。豊富な運用実績にもとづいた、最適な戦略立案が期待できます。

  • Googleアドワード広告の日本第一号代理店
  • Google Premier Partner Awards国内最優秀賞を3部門で受賞
  • YouTube広告以外の広告運用にも強い

(※2)現Google広告

デジマール株式会社

デジマール株式会社は、Googleパートナーバッジを取得した正規代理店です。YouTube広告の運用はもちろんのこと、アカウント分析や効果改善などを得意とする企業で、高い効果が期待できます。YouTube広告の運用は、分析や効果検証など、PDCAを迅速に回してこそ効果が出るものです。しっかりと分析をしてもらいたい場合に、おすすめの運用代行会社です。

また、運用手数料は広告予算の20%、最低月額予算5万円と、少額運用の依頼ができるのもメリットといえます。

  • Googleパートナーバッジを取得
  • アカウント分析にレポーティングが得意
  • 月5万円など少額での運用依頼も可能

YouTube広告に強い広告代理店の選び方

YouTube広告の運用代行を依頼する際、重要なのが「広告代理店選び」です。広告代理店選びで結果が大きく変わるので、いかにYouTube広告に精通した信頼できる広告代理店を見つけられるかがポイントです。

ここからは、YouTube広告に強い広告代理店の選び方を紹介します。

Google Partnerのステータスを得ているか

YouTube広告に強い広告代理店の基準として「Google Partner」というステータスがあります。Google Partnerとは、

  • 実績
  • Google広告の利用金額
  • 認定資格

の3つのカテゴリーで、一定要件を満たした広告代理店に与えられるステータスです。さらに上のステータスとして「Google Premiere Partner」もあり、ステータスを得た広告代理店は、会社のホームページなどにGoogle Partnerバッジを掲載できます。

YouTube広告はGoogle広告の中のひとつです。そのため、Google Partnerのステータスを得ている広告代理店は、それだけの実績があり、信頼できる企業と捉えることができます。ただし、Google Partnerのステータスを得ているからといって、YouTube広告の運用実績が豊富とは限りません。依頼する際は、必ず「YouTube広告の運用実績」について確認しましょう。

参照:Google|Google PartnerまたはPremier Partnerのステータスを得る方法

動画広告の運用事績が豊富かどうか

YouTube広告に強い広告代理店を選ぶ際、動画広告の運用実績がポイントです。

YouTube広告に限らず、Yahoo!プロモーション広告やSNS広告など、動画広告で効果を出すには”共通点”があります。各広告媒体で多少の違いはありますが、動画広告での運用実績が豊富であれば、YouTube広告でも効果は出やすいはずです。

このとき注意したいのは、依頼する業界の運用実績があるかどうか。一口に動画広告といっても、業界や商材が違えば運用手法は大きく変わります。そのため、依頼する業界に近しい運用実績があるかどうか、契約前に確認しましょう。

YouTube広告に詳しいかどうか

YouTube広告には、

  • 6秒間でスキップできない「バンパー広告」
  • 5秒後にスキップできる「TrueViewインストリーム広告」

など、全部で6つの広告フォーマットがあります。YouTube広告の運用では、この6つのフォーマットを目的に応じて適切に使い分けることが重要です。そのため、広告代理店を選ぶ際は、YouTube広告に詳しいか確認することをおすすめします。

しかし、何を基準に確認するべきか分かりませんよね。確認の仕方は至って簡単で、YouTube広告を配信したいと相談した際に「具体的な案がパッと出てくるか」どうか。YouTube広告に詳しければ、商材や目的を聞いた瞬間に、いくつかの案が思い浮かぶはずです。具体的な案が出てこず、抽象的な提案しか出てこない場合は、YouTube広告に詳しくない可能性があります。YouTube広告に強い広告代理店を選ぶ際は、提案内容などから媒体知識を確認しましょう。

動画クリエイティブの制作依頼が可能かどうか

YouTube広告に強い広告代理店は、動画クリエイティブの制作が可能なことが多いです。なぜかというと、YouTube広告で効果を出すには、管理画面の設定だけではなく、動画クリエイティブの改善も必要になるからです。

広告代理店としては、効果が出ない場合は早急にクリエイティブの修正を行いたいのですが、クライアント側で制作している場合はそうスムーズにはいきません。どこをどう修正してほしいのか伝え、修正作業に取り掛かってもらうため、どうしても手間と時間がかかってしまいます。これでは、PDCAサイクルも遅くなり、満足のいく広告運用ができなくなる可能性があります。

YouTube広告の運用実績が豊富な広告代理店ほど、動画クリエイティブの修正や改善が必要なことを理解し、こだわりを持っています。広告代理店を選ぶ際は、動画クリエイティブの制作が可能か確認し、できれば過去に制作した動画クリエイティブを見せてもらうと良いでしょう。

運用代行を依頼する際に確認するべき5つのこと

広告代理店を間違えると、のちのち不満がたまってしまいます。株式会社GIが発表した「中小企業のインターネット広告代理店活用に関する本音調査」では、約8割の経営者・役員が依頼中の広告代理店に「不満あり」と回答しています。中でも、多かった理由は

  • 金額が高い(54.2%)
  • 広告効果が悪い(51.8%)
  • 新しい提案があまりない(36.1%)

などで、広告代理店選びに失敗すると、さまざまな不満が出ることが分かります。広告代理店選びに失敗しないためにも、ここで紹介する5つのポイントを押さえておきましょう。

  1. 運用体制
  2. 料金形態
  3. 契約期間の有無
  4. 担当者のレスポンス
  5. アカウント開示の可否

参考:株式会社GI「中小企業のインターネット広告代理店活用に関する本音調査」

1. 運用体制

ほとんどの広告代理店では、1人の担当者が複数の案件を管理しており、特定の企業に専属で付くことは滅多にありません。そのため、担当者が忙しくなると、十分な分析や改善提案などをしてもらえなくなる可能性があります。お金を払って依頼しているのに、それでは困りますよね。効果が出ないならまだしも、日々の業務をおろそかにされては、不満が出るのも当然です。

そこで、依頼する前に、広告代理店の運用体制を確認することをおすすめします。

・メイン担当者の他にサポート担当者はいるのか
・案件全体を管理しているリーダーはいるのか

など、属人的にならない運用体制が整っていれば、安心して運用代行を依頼できるでしょう。

2. 料金形態

広告代理店によって、料金体系はさまざまです。運用手数料タイプが一般的ですが、中には定額タイプや成果報酬タイプの広告代理店もあります。それぞれの特徴を紹介します。

運用手数料タイプ

運用手数料は15%~30%が相場です。なかには月額30万円や50万円など、最低広告予算を設定している広告代理店も多いので、注意が必要です。

定額タイプ

定額タイプのメリットは、広告予算に限らず費用が発生するため、月額のランディングコストを計算しやすいことです。一般的には、月額3~6万円などの低価格で始められますが、定額タイプの場合は”作業範囲が限られている”可能性があります。たとえば「レポーティング不可」「月次の定例ミーティングはなし」など、依頼する前に作業範囲の確認を忘れないよう注意しましょう。

成果報酬タイプ

珍しいですが、成果報酬タイプの広告代理店もあります。運用手数料タイプとは違い、商品の購入や問い合わせなどのコンバージョンに対して料金が発生する仕組みです。つまり、一般的な運用手数料はなく、コンバージョンが発生しない限り、費用が発生することはありません。

ただし、アカウント作成やレポーティングなど、対応していない作業がある可能性もあるので、事前にどこまで代行できるのか確認しておきましょう。

3. 契約期間の有無

広告代理店によっては、契約期間を設定していることがあります。6か月契約や1年契約など、契約期間は広告代理店によってさまざまです。「契約期間があるのは嫌だな……」と思う方もいるかもしれませんが、そもそも広告運用はすぐに効果が出るものではありません。“運用型広告”と言われるように、運用しながら効果を高めていくものです。そのため、コロコロ広告代理店を変更していると、中途半端な運用になってしまうため、いつまで経っても効果が出ない可能性があります。

「いつでも解約できる」に越したことはありませんが、契約期間があっても信頼できる広告代理店であれば問題ないでしょう。

4. 担当者のレスポンス

広告運用を成功させるためには、担当者のレスポンス速度も重要です。担当者のレスポンスが遅いと、疑問や質問もすぐに解決できず、修正点などの反映も遅くなるでしょう。それでは、素早いPDCAが回せず、高い効果は期待できません。

しかし、現実ではこのような不満が多く見受けられます。株式会社GIが発表した「中小企業のインターネット広告代理店活用に関する本音調査」でも、不満理由として「レスポンスが遅い(33.7%)」が挙げられています。広告運用で効果を出すためには、担当者とのコミュニケーションがとても重要なので、依頼する前に担当者の対応には注目しておきましょう。

5. アカウント開示の可否

広告代理店を選ぶ際は、アカウント開示の可否も確認しましょう。自社で広告アカウントを作成して、広告代理店を招待する方法もありますが、基本的には広告代理店の広告アカウントで進めることがほとんどです。そのため、アカウント設計や広告設定の内容は、アカウントを開示してもらわない限り見ることができません。

とくに、将来的にインハウス化を検討している場合は、広告代理店がどのようなアカウント設計で運用しているのか確認できるチャンスでもあります。「見ても分からないから要らない」という方もいるかもしれませんが、正しい設定で運用されているのか確認する意味でも、アカウント開示の可否は確認しておきましょう。

YouTube広告の運用代行を依頼する3つのメリット

YouTube広告の運用代行を依頼するべきか迷っている方も多いでしょう。
ここでは、YouTube広告の運用代行を広告代理店に依頼するメリットを3つ紹介します。

  1. 高い効果が期待できる
  2. 広告運用に費やす手間が省ける
  3. 動画クリエイティブの制作を依頼できる

1. 高い効果が期待できる

YouTube広告の運用代行を依頼する最大のメリットは、高い効果が期待できることです。Web広告は、初心者では効果を出すのが難しく、とくにYouTubeなどの動画広告はさらに難易度がアップします。運用ノウハウがない状態で運用しても、求める効果を出せない可能性が高いでしょう。

その点、広告代理店は、過去にいくつもの広告アカウントを運用しており、効果の出やすい方法を熟知しています。YouTube広告の運用ノウハウがない場合は、高い効果が期待できる広告代理店への依頼を検討しましょう。

2. 広告運用に費やす手間が省ける

YouTube広告の運用には、アカウント作成から入稿作業、日々の数値チェックなど、さまざまな工程があります。社内で広告運用を行うと、思っている以上に時間を費やし、手間がかかってしまいます。また、YouTube広告の運用経験がないと、必要以上に時間を費やしてしまい、本来の業務に支障をきたす可能性もあります。

その点、広告代理店に運用代行を依頼すれば、広告運用に費やす時間もなくなり、社内リソースの確保にもつながります。本業に支障をきたさないためにも、広告運用のプロである広告代理店に依頼するのは大きなメリットといえるでしょう。

3. 動画クリエイティブの制作を依頼できる

YouTube広告を配信するためには、動画クリエイティブが必要です。すでに動画クリエイティブがある場合は問題ありませんが、ない場合は、新しく制作しなければいけません。しかし、バナー画像と違って、動画クリエイティブを社内で制作するのはかなり大変です。YouTube広告で効果を出すためのポイントなどもあり、初心者が時間をかけて作っても、高い効果は見込めないでしょう。

その点、動画クリエイティブの制作を依頼できる広告代理店に依頼することで、この問題は解消されます。YouTube広告で効果を出すには、動画クリエイティブが”命”と言っても過言ではありません。効果の出やすい動画クリエイティブの特徴を熟知している広告代理店に依頼することで、制作にかかるリソースを削減し、高い効果も期待できます。

YouTube広告の運用代行を依頼する3つのデメリット

YouTube広告の運用代行は、メリットも多いですが、デメリットもあるので注意が必要です。ここでは、YouTube広告の運用代行を依頼するデメリットを3つ紹介します。

  1. 運用手数料が発生する
  2. 広告代理店によって得られる効果が異なる
  3. 運用ノウハウを蓄積できない

1. 運用手数料が発生する

YouTube広告の運用代行を広告代理店に依頼すると、運用手数料が発生します。運用手数料の相場は、広告予算の20%ですが、15%や30%で設定している広告代理店もあります。

また、広告代理店によっては、運用手数料以外に「初期費用」が発生することもあるので、注意が必要です。
運用手数料などの料金形態は、事前にホームページで調べるか、直接問い合わせて確認しておきましょう。

2. 広告代理店によって得られる効果が異なる

YouTube広告の運用代行を広告代理店に依頼しても、必ず効果が出るわけではありません。YouTube広告は、運用担当者や動画クリエイティブで効果が大きく左右します。そのため、依頼する広告代理店によって、得られる効果が異なることもあります。

どれだけ実績豊富な広告代理店でも「必ず効果を出す」というのは難しいことです。効果が出ない場合は、何が原因で効果が出ないのか、どうすれば効果が出るのか、分析と効果改善を行ってもらいましょう。

3. 運用ノウハウを蓄積できない

社内でYouTube広告の運用をすれば、運用ノウハウが社内に蓄積されます。しかし、広告代理店に運用代行を依頼すると、社内に運用ノウハウが蓄積されません。定期的なレポーティングやミーティングなどで結果の共有はあるものの、具体的な運用手法や設定方法などは分かりません。そのため、一度広告代理店に運用代行を依頼すると、その後も継続して依頼し続けなければ、YouTube広告を運用できない状況になります。

社内にノウハウを蓄積したい場合は「レポートに運用手法の詳細を記載いてもらう」「ミーティング時に質問する」などで、少しずつ知識を蓄えていきましょう。また、将来的に自社運用を検討している場合は、インハウス化支援に対応した広告代理店を選ぶのもひとつです。

運用代行を依頼する前に知っておきたいYouTube広告の基本

そもそも、YouTube広告とは、YouTube動画が始まる前や視聴中に表示される広告のことです。


YouTube広告には、

  • 6秒間でスキップできないもの
  • 5秒経過後にスキップできるもの

など、さまざまな広告フォーマットがあります。

「スキップばかりされて費用対効果が悪そう」と勘違いする方も多いですが、YouTube広告ではスキップされた場合は課金対象になりません。そのため、無駄な費用を削減し、費用対効果の高い広告運用が可能です。

また、YouTube広告は、Google広告の管理画面内で設定をするため、Google広告の持つ「精度の高いターゲティング」を利用できるのも大きな魅力といえます。

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参照:YouTubeヘルプ|動画広告フォーマットの概要

YouTube広告の特徴

今では、多くの人が利用しているYouTube。

18歳以上の国内月間ユーザー数は7,000万人(※2022年5月時点)に上り、幅広い層に視聴されています。総務省が発表した「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」のサービス利用率でも、YouTubeは全年代で87.1%年代別でも幅広く支持されていることが分かります。利用者層の男女比に差はほとんどありませんが、株式会社ヴァリューズが行った「YouTube利用動向調査」では、男性の視聴頻度が高く、20~30代では「ほぼ毎日見ている」ユーザーが約6割もいました。

幅広い層にアプローチできるYouTube広告は、BtoC商材との相性が良いことは間違いありませんが、あくまで”受動的な広告”であることを忘れてはいけません。中には「動画を見たいのに、勝手に流れてくる鬱陶しいもの」と思っているユーザーも数多くいるはずです。その中で、広告を見てもらい、求める行動を起こしてもらうためには「適したターゲット設定」と興味をひく動画クリエイティブ」が必要です。

専門知識が問われる広告のため、YouTube広告で効果を出したい場合は、広告代理店に運用代行を依頼するのがおすすめです。

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参照:
Google|2022年YouTubeトレンドとマーケティング活用へのヒント
総務省「令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」
株式会社ヴァリューズ「YouTube利用動向調査」

まとめ

今では、多くの人の生活の一部になっているYouTube。18歳以上の国内月間ユーザー数は7,000万人(※2022年5月時点)に上り、YouTube広告は、年代・性別問わず、幅広いユーザーにアプローチできる媒体のひとつです。しかし、専門知識が必要なYouTube広告を、社内で運用するのは難しいことです。効果を出すなら、実績が豊富な広告代理店に運用代行を依頼するのがベストでしょう。

YouTube広告に強い代理店を選ぶためには、

  • Google Partnerのステータスを得ているか
  • 動画広告の運用事績が豊富かどうか
  • YouTube広告に詳しいかどうか
  • 動画クリエイティブの制作依頼が可能かどうか

などを確認することがポイントです。また、上記の項目以外にも「運用体制」「料金形態」「担当者のレスポンス」などを見て、契約後に不満が出ないようにしましょう。

広告代理店に依頼するメリットは、

〇広告運用業務を代行してくれるため、社内のリソース不足が解消される
〇YouTube広告でもっとも重要な「動画クリエイティブの制作」を依頼できる

などがあり、一石二鳥ならぬ一石三鳥ともいえます。

ただし、広告代理店に依頼すると

×「運用手数料」が発生する
× 社内に運用ノウハウが蓄積されない

というデメリットもあります。運用代行を依頼する際は、人件費などと天秤にかけて検討することをおすすめします。

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株式会社J・Gripマーケティングでは、大手企業から中小企業までの数多くの実績をもとにお客様の目標達成に貢献したいと考えております。効果の出るYouTube広告運用をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

執筆者情報

J-Grip Marketing編集部

Web集客・制作分野におけるブランディング・コンサルティング・マーケティングのプロフェッショナル。効果的でありながらWeb集客の本質に関する情報を、専門的にかつ分かりやすく紹介いたします。

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