LINE広告に強い運用代行会社5選!賢く選ぶためのポイントと費用相場

公開日:2024.03.31

若年層から高齢層まで幅広く利用されているLINE。ほかの広告媒体とは違ったユーザー層にアプローチできるとあって、近年では多くの企業が参入しています。しかし、中には「LINE広告の運用代行を依頼したいけど、どこに頼むべきかわからない……」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで、この記事では以下のポイントについて解説していきます。

  • LINE広告に強い運用代行会社
  • LINE広告に強い運用代行会社の選び方
  • 運用代行の費用相場
  • 運用代行がおすすめの企業の特徴

LINE広告は運用方法次第で効果が大きくかわるため、運用代行会社選びはとても重要です。運用代行会社の選び方や見るべきポイントについて、詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

【2024】LINE広告に強い運用代行会社5選

  • LINE広告の運用実績
  • LINEが定める「認定パートナー」

などをもとに、LINE広告に強い運用代行会社を5社紹介します。

運用代行会社 特徴
株式会社J・Gripマーケティング ・1,000社以上のWebプロモーション実績

・Web広告の運用やメディア運営まで依頼可能

・画像、動画クリエイティブまで依頼可能

株式会社電通デジタル ・大手「電通」の安定した基盤

・デジタル領域に特化したWebプロモーション

・LINE Biz Partner Program認定

株式会社サイバーエージェント ・LINEマーケティングに精通

・LINE公式アカウントで活用できる独自サービスを開発

・LINE Biz Partner Program認定

株式会社CARTA COMMUNICATIONS ・電通子会社の安定基盤

・デジタルマーケティングのプロ集団

・取引社数500社、1500媒体の豊富な実績

株式会社トーチライト ・SNSマーケティングに特化

・SNSコンテンツの制作も依頼可能

・LINE Biz Partner Program認定

株式会社J・Gripマーケティング

株式会社J・Gripマーケティングは、Web集客事業を生業とする「総合Webプロデュース企業」です。Web広告の運用からメディア運営、イベント企画など幅広くサービスを展開しています。株式会社J・Gripマーケティングのおもな特徴は、以下のとおりです。

  • 1,000社以上のWebプロモーション実績
  • Web広告の運用やメディア運営まで依頼可能
  • 画像、動画クリエイティブまで依頼可能

これまで1,000社以上のwebプロモーション実績を持つ株式会社J・Gripマーケティングは、LINE広告の運用実績も豊富です。画像・ショート動画などのクリエイティブもあわせて依頼したい場合におすすめです。

公式HP:株式会社J・Gripマーケティング

株式会社電通デジタル

株式会社電通デジタルは、大手広告代理店「電通」のデジタル領域を支える企業です。デジタル領域は全般強く、LINEマーケティングに特化した「BOT BOOSTaR」というサービスを独自開発しています。「BOT BOOSTaR」は、AIチャットボットを活用したお問い合わせや、キャンペーン応募など、ユーザーの利便性を高める機能が60個以上も搭載されています。株式会社電通デジタルのおもな特徴は、以下のとおりです。

  • 大手「電通」の安定した基盤
  • デジタル領域に特化したWebプロモーション
  • LINE Biz Partner Program認定

株式会社電通デジタルは、LINEが定める認定パートナー精度「LINE Biz Partner Program」のコミュニケーション部門で認定されています。LINE広告だけでなく、LINE公式アカウントを活用したLINEマーケティングを検討している方におすすめです。

公式HP:株式会社電通デジタル

株式会社サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェントは、インターネット広告事業からAIを活用したテクノロジーまで幅広くサービス展開するIT企業です。株式会社電通デジタル同様「LINE Biz Partner Program」のコミュニケーション部門で認定されており、LINEマーケティングの知見が豊富であることがわかります。株式会社サイバーエージェントのおもな特徴は、以下のとおりです。

  • LINEマーケティングに精通
  • LINE公式アカウントで活用できる独自サービスを開発
  • LINE Biz Partner Program認定

株式会社サイバーエージェントは、LINE公式アカウントを活用した「CA-Link」というサービスを提供しています。LINEマーケティングで効果を出したい方におすすめです。

公式HP:株式会社サイバーエージェント

株式会社CARTA COMMUNICATIONS

株式会社CARTA COMMUNICATIONSは、デジタルマーケティングに特化したマーケティング企業です。電通の子会社であるため、広告会社との取引は500社、取引媒体は1,500におよびます。株式会社CARTA COMMUNICATIONSのおもな特徴は、以下のとおりです。

  • 電通子会社の安定基盤
  • デジタルマーケティングのプロ集団
  • 取引社数500社、1500媒体の豊富な実績

株式会社CARTA COMMUNICATIONSは、LINE Biz Partner Programの広告部門で認定されている実績豊富な運用代行会社です。LINE広告の運用に困った際は一度相談してみるとよいでしょう。

公式HP:株式会社CARTA COMMUNICATIONS

株式会社トーチライト

株式会社トーチライトは、SNSマーケティングを生業とするマーケティング会社です。SNSマーケティングが得意分野で、LINE公式アカウントのコンサルティングなども行っています。株式会社トーチライトのおもな特徴は、以下のとおりです。

  • SNSマーケティングに特化
  • SNSコンテンツの制作も依頼可能
  • LINE Biz Partner Program認定

株式会社トーチライトは、SNSマーケティングだけでなく、LINE Biz Partner Programの広告部門でも認定されています。LINE広告を含めたSNSマーケティングに興味がある方におすすめです。

公式HP:株式会社トーチライト

LINE広告に強い運用代行会社の選び方7つのポイント

LINE広告で効果を出すには”LINE広告に強い運用代行会社”を探す必要があります。運用代行会社を選ぶ際は、以下7つのポイントを押さえておきましょう。

1. 業界知識・運用実績があるか

運用代行会社を選ぶ際にもっとも重要なのは「業界知識・運用実績」です。業界知識がないと、効果的なターゲティングやクリエイティブの作り方などがわからず、効果は期待できません。そのため、まずは自社サービスの業界に対してどの程度の知識があるのか確認することをおすすめします。

また、業界知識とあわせて運用実績の確認も行いましょう。運用実績の確認で重要なのは、実績の詳細を聞くことです。「実績ありますか?」と聞いて「ない」と答える運用代行会社はありません。実績がなくても「ある」と答えることがほとんどなので、どのような施策でどのような効果を出したのかなど、細かく確認しましょう。

2. LINE広告の認定パートナーか

LINEには「LINE Biz Partner Program」という認定パートナー制度があります。LINE Biz Partner Programは、LINE側の使用変更時に対するスキル・リソース、要求される技術、LINE公式アカウントを中心としたAPIサービスの導入などを軸に評価されます。LINE広告に強い運用代行会社を選ぶ際は、パートナーに認定されているかを確認するとよいでしょう。

ただし、パートナーに認定されているからといって必ずLINE広告に強いとは限りません。LINE Biz Partner Programはいくつかの部門があり、単純にAPIサービスなどのシステム開発で評価されている企業もあります。LINE広告に強い運用代行会社を選ぶ際は、LINE Biz Partner Programの広告部門での評価を確認しましょう。認定パートナーは、LINE公式HPから検索可能です。

3. LINE Green Badgeを取得した運用者がいるか

LINEには、LINE Green Badgeという認定試験があります。LINE広告とLINE公式アカウントで、難易度は「Basic」と「Advanced」の2種類。Basicは初心者向けで、Advancedはより実践的な内容が含まれるためプロのマーケター向けです。

LINE Green Badge取得がそのまま広告の効果に直結するわけではありませんが、運用代行会社を選ぶひとつの基準になります。なぜなら、Google広告やYahoo!広告の認定試験に合格している運用者は多いのですが、LINE Green Badgeを取得している運用者は多くありません。そのため、LINE Green Badgeを取得している運用者が多い代行会社は、それだけLINE広告を重視していると捉えられます。LINE広告に強い運用代行会社を選ぶ際は、LINE Green Badgeの取得者を確認してみるとよいでしょう。

4. マーケティングの総合的な知見があるか

運用代行会社を選ぶ際は、マーケティングの総合的な知見も確認しましょう。マーケティングに対する知見の多い運用代行会社は、さまざまな角度から効果的な提案をしてくれます。たとえば、LINE広告では○○の効果があるけど、同時に○○をしたほうがいいなど。すべてが繋がっているマーケティングでは、ひとつの施策だけでは効果が感じられないこともあります。そのため、運用代行会社を選ぶ際は、マーケティングの総合的な知見がある企業を選びましょう。

5. クリエイティブ制作の依頼が可能か

運用代行会社を選ぶ際は、クリエイティブ制作の有無を確認しましょう。LINE広告を配信するためにはクリエイティブが必須です。簡易なバナーであれば、無料ツールを使って自社で作ることも可能ですが、量産ができないうえに質が下がる可能性があります。LINE広告で効果を出すなら、クリエイティブ制作を依頼できる運用代行会社を選びましょう。

また、クリエイティブ制作の依頼が可能な場合、過去の制作物を確認することをおすすめします。デザインのテイストなどが自社サービスにマッチしていないと、思うような効果は出ません。必ず運用代行会社が得意とするデザインや動画のテイストを確認しましょう。

6. 料金形態が広告予算に見合っているか

運用代行会社を選ぶ際、料金体系も重要なポイントです。Web広告の運用代行では、固定報酬や成果報酬もありますが、一般的なのは運用手数料制です。運用手数料の相場は20%ですが、中には最低広告予算を設定している代行会社もあります。たとえば、最低広告予算が30万円で、それ以下の場合は一律5万円など。広告予算が少ないほど割高になる可能性が高いので、広告予算に料金が見合っているか確認しましょう。

7. 運用体制は分業制か専任制か

運用代行会社を探す際は、運用体制の確認も重要です。いわゆる「分業制」か「専任性」か。分業制の場合、窓口となる営業担当(フロント)と実際に作業を行う運用担当者(プランナー)の2名体制が基本です。対して、専任性の場合は1人が窓口から広告運用まで一貫して行うことになります。それぞれのメリット・デメリットを以下の表にまとめてみました。

運用体制 メリット デメリット
分業制 ・2名体制でダブルチェックを行うためミスが少ない

・各分野のプロが担当するため効果が期待できる

・連絡から作業までのスピードが遅い場合がある

・運用担当者と温度差が生じる場合がある

専任性 ・1人ですべての作業を行うためスピード感がある

・又聞きによる認識のズレが起きにくい

・担当者の抱える案件数が多いと、きちんと運用してもらえない可能性がある

どちらの運用体制があっているかは人によりますが、はじめての運用代行の場合はミスの少ない「分業制」がおすすめです。専任性のほうがスピーディになりますが、担当者の負担が大きすぎて運用改善まで手が回らない可能性があります。まずは、分業制で行っている運用代行会社、もしくは分業制にできないか確認してみましょう。

LINE広告の運用代行を依頼する際の費用相場

LINE広告の運用代行は、運用手数料20%前後が相場です。そのため、広告予算100万円の場合、20万円が運用手数料として発生する計算です。中には、15%や30%などの運用代行会社もありますが、基本的には20%で考えておいて問題ないでしょう。

運用代行費用を安くしたいなら個人に依頼することもひとつです。フリーランスなどの個人の場合、運用手数料は10%が相場です。ただし、フリーランスは突如連絡が途絶える、責任感がないなどの問題が生じるケースもあります。依頼する際は、面談などを行ったうえで信頼できる人を選びましょう。

LINE広告の適正予算

広告運用の経験がないと、どれくらいの広告予算でどの程度の効果が出るのか、見当もつきませんよね。適正予算はサービス内容や目的、ターゲットなどによって異なります。そのため、一概にはいえませんが、最低でも月額10万円以上の広告予算を準備することをおすすめします。以下に適正予算を決めるシミュレーションを掲載します。

【目的:コンバージョン獲得】

広告予算 表示回数 クリック率 クリック数 クリック単価 コンバージョン率 コンバージョン数 コンバージョン単価
100,000円 150,000 0.5% 750 133円 1.3% 10 10,000円
300,000円 450,000 0.5% 2,250 133円 1.3% 30 10,000円

※コンバージョン単価は過去の広告データやLTV(=顧客生涯価値)などから算出
※クリック率・コンバージョン率はクリエイティブの質やターゲットに応じて変動

シミュレーションのとおり、問い合わせなどのコンバージョンを月に10件獲得したい場合、コンバージョン単価1万円で計算すると適正予算は10万円になります。あくまでシミュレーションなので実際の数値は変動しますが、適正予算の算出方法がわからない方は参考にしてみてください。

LINE広告は本当に運用代行で効果が出る?こんな企業は運用代行がおすすめ

LINE広告の運用手段は「自社運用」と「運用代行」の2種類。それぞれのメリット・デメリットは、以下のとおりです。

運用手段 メリット デメリット
自社運用 ・運用手数料がかからない

・自社サービスを深く理解するスタッフが運用できる

・広告運用に時間を取られ、本業に支障が出る

・効果的な運用ができない

運用代行 ・プロが運用するため効果が出やすい

・社内のリソース問題が解決する

・運用手数料が発生する

・外注管理が必要になる

それぞれにメリット・デメリットがありますが、以下3つに当てはまる場合は「運用代行」がおすすめです。当てはまらない場合は「自社運用」を検討しましょう。

1. LINE広告の知見がない

LINE広告の知見がない場合は、運用代行がおすすめです。LINE広告は配信面が多く、バナーと動画をうまく使うことで効果を発揮する媒体です。そのため、LINE広告に知見がない場合は、運用代行の依頼を検討しましょう。

2. クリエイティブ制作のノウハウがない

LINE広告の配信には、バナーや動画クリエイティブが必要です。バナーぐらいなら自社でも作れると思うかもしれませんが、ノウハウがない場合はプロに任せるのが賢明です。なぜなら、LINE広告はクリエイティブの摩耗(※ユーザーに飽きられること)が早く、すぐに効果が悪くなっていきます。そのため、定期的にクリエイティブを入れ替え、勝ちパターンのバナーや動画を見つける必要があります。Canvaなどの無料ツールを使えば初心者でも制作可能ですが、より質の高い効果的なクリエイティブを作るためにはプロに任せるのが賢明といえるでしょう。

LINE広告のバナーサイズ規定について、詳しく知りたい場合はこちらの記事もご参考ください。

関連記事

【入稿規定一覧 】SNS広告のバナーサイズ|効果の出るデザイン制作のポイントとは

更新日:2023.11.29

運用代行会社によっては、クリエイティブ制作まで依頼できる場合があります。運用代行会社に依頼する場合は、

  • 制作費用
  • 提出頻度
  • 枚数、個数

などを事前に確認することをおすすめします。

3. 社内にリソースがない

社内にリソースがない場合も運用代行を依頼しましょう。広告運用は、戦略立案・入稿作業・日々の数値チェックなど、意外とやることが多いものです。とくに、初心者の方では予想以上に時間を取られ、本業に支障をきたす可能性も考えられます。広告運用を行う十分なリソースがない場合は、運用代行会社に依頼することをおすすめします。

まとめ

2024年現在、LINE広告に強い運用代行会社は、以下の5社です。

運用代行会社 特徴
株式会社J・Gripマーケティング ・1,000社以上のWebプロモーション実績

・Web広告の運用やメディア運営まで依頼可能

・画像、動画クリエイティブまで依頼可能

株式会社電通デジタル ・大手「電通」の安定した基盤

・デジタル領域に特化したWebプロモーション

・LINE Biz Partner Program認定

株式会社サイバーエージェント ・LINEマーケティングに精通

・LINE公式アカウントで活用できる独自サービスを開発

・LINE Biz Partner Program認定

株式会社CARTA COMMUNICATIONS ・電通子会社の安定基盤

・デジタルマーケティングのプロ集団

・取引社数500社、1500媒体の豊富な実績

株式会社トーチライト ・SNSマーケティングに特化

・SNSコンテンツの制作も依頼可能

・LINE Biz Partner Program認定

配置面やターゲティングなどが豊富なLINE広告では、運用者の力量がそのまま効果に直結します。そのため、運用代行を依頼する際は”LINE広告に強い運用代行会社”を選ぶことが重要です。LINE広告に強い運用代行会社を選ぶ際のポイントは、以下の7つ。

とくに、LINE広告の運用実績やクリエイティブ制作の有無などは、忘れずに確認しましょう。

また、運用代行費用は20%が相場ですが、運用代行会社によっては15%や30%のところもあります。運用代行費用を安くしたい場合は、フリーランスなどの個人に依頼する手段もありますが、中には突如連絡が途絶える、適当な仕事をする人もいます。個人に依頼する際は、面談を行ったうえで信頼できる人を探しましょう。

LINE広告の運用手段には「自社運用」「運用代行」の2種類あります。無理に運用代行を依頼する必要はなく、自社運用できるに越したことはありません。運用代行を依頼したほうがいい企業の特徴は、以下のとおりです。

LINE広告で効果を出すには、LINE広告の知見やクリエイティブ制作のノウハウなどは必須といっても過言ではありません。自社運用でもできないことはありませんが、より質の高い広告配信をするためには、プロの力を借りるのが賢明です。

株式会社J・Gripマーケティングでは、1,000社以上のWebプロモーション実績をもとに、LINE広告の運用を行います。バナーや動画などのクリエイティブ制作も依頼可能なので、お気軽にお問い合わせください。

執筆者情報

J-Grip Marketing編集部

Web集客・制作分野におけるブランディング・コンサルティング・マーケティングのプロフェッショナル。効果的でありながらWeb集客の本質に関する情報を、専門的にかつ分かりやすく紹介いたします。

プロモーション、広告、制作、PRなら、
J・Gripマーケティング
ご依頼ください。

新技術や新手法が次々と現れる中で、常に最新かつ効果的なマーケティングソリューションを提供するために、弊社ではクリエイティブ制作、システム開発、分析専門担当、WEBプロモーション運用専門担当、企画担当などクライアントニーズの全てに応えることのできる体制を整えています。

おすすめ記事

  • LINE広告

    LINE広告で効果が出やすい企業3つの特徴|実例や運用ポイントを解説

関連記事