【これから求められるオンラインとPRの融合】コロナ禍から見る変化について
外出の自粛やイベントの中止など、コロナ禍による影響が続く中でも、4月から新しくPR・マーケティング担当になる方や新規部署を立ち上げる企業も増えてくることでしょう。
新任の担当者の中には、「PRって言葉を頻繁に聞くけど、そもそも何?」「PRって何をするの?」「PRって何からやればいいの?」このような疑問やお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
そこで、弊社のサービスである「オンラインPR」や、「最近の事例」を数回に分けて発信することで、PRにより興味を持ち、PRの面白さをより理解して頂ける情報をお届けします。
そもそもPRって何?
PRの定義とは「Public Relations(パブリック・リレーションズ)」のことで、日本語に訳すと「世の中との関係づくり」になります。
テレビや新聞といったいわゆるマスメディアの影響力が大きかった時代は、トラディショナルメディアを通して接点を作る手法がメインで行われてきました。代表的なものとしては、プレスリリースを作成・配信したり、記者発表会の開催や、キャラバンで訪問するなどの活動です。
これに加えて、TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSやYouTubeなどのデジタルメディアが増えたことで、個人(インフルエンサー)による情報発信も活発化し、ブロガーやインフルエンサーなども誕生していきました。
コロナ禍におけるPR活動の変化
しかし、コロナウイルスの影響により、今までのPR活動の在り方は変わりました。
具体例を挙げると、
①編集者の在宅時間が増えたことにより、キャラバンに行けない。
②3密を避けるために、生活者を集める仕掛けが作れない。
③メディアを集める仕掛けが作れないので、オフラインイベントが開催出来ない。
PR活動の中で重視されている対面型コミュニケーションが抑制されたことで、広報・マーケティングの考え方も変化しはじめました。その一つとして、デジタルとコミュニケーションを融合した「オンラインPR」が注目されています。
デジタルトランスフォーメーション下の中で、ZOOMやSkypeなどのオンラインツールを用いたメディア向けの発表会やWEBメディア、SNSに対して企画設計から情報拡散を行う「オンラインPR」は、より効率的かつ的確にPR活動を推進していく上で、とても重要なポイントです。
また、デジタルとコミュニケーションを融合したオンラインPRを実現する上で、重要なことは初期の戦略設計です。
「ブランド認知」→「ブランドエンゲージメント醸成」→「ECサイトへの流入」→「KPI測定」のフローを作るためには、PRとWEBマーケティングの両者のノウハウ、スキルが求められます。
オンラインPRの事例
当社では、WEBマーケティング領域を核として、PR専任チームを社内で設けることで、シームレスな体制を構築してきました。WEB制作・SNS運営・PR活動などの取り組みを内製化することで、PR戦略やアクションがリンクしていない状況を作り出すことなく、一貫した施策を提供しています。
【事例1 映画会社:配給作品を「オンライン試写会」】
媒体とタイアップし、映画会社の配給作品の「オンライン試写会」を実施。一般ユーザー100名前後の集客と、参加者の7~8割程度の口コミを取得。
【事例2 アパレルブランド:オンラインコンテンツと連動した「メディア発表会」】
アパレルブランドの発表会では、動画コンテンツを作成した、メディア発表会を実施。Youtube上で100万回以上の再生と、事前PR、事後PRを連動することでTVでは5番組以上の露出、WEBでは500件以上を超える露出を実現しています。
執筆者情報
J-Grip Marketing編集部
Web集客・制作分野におけるブランディング・コンサルティング・マーケティングのプロフェッショナル。効果的でありながらWeb集客の本質に関する情報を、専門的にかつ分かりやすく紹介いたします。
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