ECのLP制作のポイント4選

公開日:2020.09.07

こんにちは!
LPには様々な種類がありますが、今回はECにつながるものについて取り上げていきます。
サービス訴求などと区別して考えるべき点や、構成上の注意点などまとめていきますので、是非最後まで読んでみてください!

LPとは

LPは「Landing Page」の略で、Webマーケティングの場面では

“検索結果やリスティング広告、バナー広告、SNSから流入した訪問者を資料検索や問い合わせなどのアクションへ誘導することに特化したページ”

という意味で使われます。
1ページ内で情報が簡潔にまとめられているため、サービスサイトと比べてユーザーに行動を喚起させやすいページと言えます。

ECのLPとは

LPには大きく分けてサービスの訴求をし問い合わせを獲得する目的のものと、商品の情報を訴求して購買してもらう目的のものの2種類があります。
問い合わせや資料請求などコンバージョン地点が比較的ハードルの低いサービス訴求系に対して、ECでは実際の購買までつなげる必要があります。

ECのLPを作る際のコツ

構成やFVなど工夫しなければ、買ってもらうどころか読んでもらうこともできないとなりかねません。ECのLPを作る際のコツを見ていきましょう。

①購買につながるストーリーをイメージする

LPを作成する際は、ページ全体にストーリーを持たせることを意識しましょう。購入へと繋がる流れがあれば、ユーザーをスムーズに購入ページへと導くことができます。

例えば、
こんなお悩みありませんか?(導入)

商品を使えば悩みを解決できます!(ユーザーのメリットを提示)

こんな実績があります!(メリットの裏付け)

他社の製品と比べるとこんなにすごいです!(競合と比べて優れた点)

〇〇〇の強み(商品の特徴)

のようにしてストーリーを考えることが重要です。
上記はBEAFの法則(Benefit→Evideince→Advantage→Feature)を意識して書いています。
商品ごとに必要なストーリーが変わってきますので、あなたの売り出したい商品に応じて、ユーザーの課題を解決できるようなストーリーを組み立てるようにしましょう。

②ファーストビューを工夫する

ECのLPを作成する際は、ファーストビューに徹底的にこだわりましょう。
ファーストビューとは、ユーザーがサイトに訪れて最初に見る画面のことです。
ファーストビューが印象に残らなければ、その場でサイトから離脱してしまうユーザーも多くいます。
どんなに内容を作り込んでも、最初に興味を惹かなければ無駄になってしまう場合があるのです。

具体的には、商品の魅力がひと目で分かる工夫が大切となります。
例えば、思わず欲しくなるような魅力あるイメージ画像や、商品の特徴を魅力的かつシンプルに訴求できるようなキャッチコピー。
「業界No.1」や「〇本売上達成」のような数値的なアピールも商品の信頼性や価値を高めるために効果的です。

③お客様の声を盛り込む

ユーザーが購入を迷った時、参考にするデータとしてお客様の声があります。
事業者が自社の製品をオススメするのは当然ですから、信憑性があるか分かりづらいですよね。
この商品、本当に効果があるのかな?そう思った際、購入したお客様の一言のほうが効果があります。
また、「写真・本名・年齢・地域」など情報を具体的にしていくと、より信頼され効果が高くなる傾向があります。

このようにお客様の声を配置して、安心して購買に進んでもらえるようにしましょう。

④無駄な離脱を招くような、外部へのリンクを入れない

問い合わせやコンバージョンを得るために、購買のCTAを配置するなどして注文しやすくすることは非常に重要です。
しかし一方で、これが外部のページに移動するものとなってしまうとユーザーがそのまま離脱していってしまう恐れもあります。

LPの途中で別ページに飛ばしたりせず、LPの中でサービスの説明から問い合わせ迄完結させることで、ユーザーを上から下まで読んだうえでそのまま購買に進ませることができます。

⑤金額やオプションなど検討したいことを網羅する

ECのLPで成果が上がらないものによくみられるのが、結局いくらで買えるのかわからない場合です。
明確な料金が記載されていなければユーザーは不安になってしまいます。
LPは誰でも見ることができるメリットがある一方で、その場でサービスや商品を説明してくれる営業マンを配置することができません。補足ができないということです。

情報が不足していると、後からオプションを追加されて高額にならないか?や、逆にオプションの存在が明記されておらず、基本パックのようなものでは不満足だがオプションはないか?といった点で検討から外れ、機会損失につながってしまいます。
しっかりと金額を明記し、検討の土台に載せましょう。

⑥購入の導線を分かりやすくする

工夫を凝らしたあなたのLPがユーザーに「欲しい!」という気持ちを喚起させたとしても、購入までの導線が複雑すぎれば、途中で離脱してしまう恐れがあります。
・どこのボタンから購入できるのか?
・何を入力すれば買えるのか?
・入力は簡単にできるか?
・項目は多すぎないか?
など、ユーザーにとって便利な構成になっているかも注意が必要です。

まとめ


今回は、ECのLP(ランディングページ)作成のポイントをまとめてきました。

ECのLPでは、ユーザーをスムーズに購入へ導くためのストーリーが欠かせません。LPを作成する際は、ユーザーにとって分かりやすく魅力的なページとなるように工夫するようにしましょう。

あなたの商品がユーザーの課題を解決できるステキなものであるはずだからこそ、伝え方のミスで機会損失を生まないようにしたいですね!

執筆者情報

J-Grip Marketing編集部

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