仕事に役立つショートカット術(Excel編)

公開日:2015.02.04

Excelでの作業をもっと効率化するために

前回のコラムでは、ブラウザ操作時に便利なショートカットキーをご紹介しました。
今回お伝えしたいのは、Excel操作時に便利なショートカット集。

「ショートカットって便利そうだけど、覚えるのが億劫で……」という方も多いですが、一度覚えると驚くほど作業時間が短縮することができますよ!※デスクトップPC用のキーボードをベースにお伝えします

よく使うショートカットの具体例

・Ctrl+方向キー
データがあるセルのうち、先頭行、末尾行、先頭列、末尾列に移動します(データがない空白のセルの手前で止まります)。たとえば表の末尾や先頭へ瞬時に移動したいときに便利です。

・Ctrl+Shift+方向キー
選択範囲をデータがある末尾まで広げます。方向キーを組み合わせて使うことで大きな範囲の「面」を瞬時に選択できるので、一つの表全体を選択したいときなどに便利です。

・Shift+スペースキー
行を選択します。

・Ctrl+スペースキー
列を選択します。

・Ctrl+マイナスキー
行または列の削除をします(押下した後、いずれかを選択できます)。

・アプリケーションキー
マウスの「右クリック」を押下したときと同じ表示をします。通常のキーボードでは、右側のCtrlキーの左隣にあり、キーにはメニューとマウスカーソルのマークが書いてあります。

・アプリケーションキー+I
行または列を追加します(押下した後、いずれかを選択できます)。

・Ctrl+Shift+プラスキー
セルを追加します。

・Ctrl+PageDown
右隣のシートに移動します。

・Ctrl+PageUp
左隣のシートに移動します。

・Shift+F11
新規シートを追加します。

・Alt+H→O→R
シート名を変更します(Excel2010の場合。バージョンにより若干異なります)。

・Ctrl+Shift+&
選択しているセルに枠線をつけます。

・Alt+Shift+=
オートSUMを実行します(行・列にあるデータの合計値を自動計算します)。

・F2
セルを編集可能な状態にします。

・Ctrl+プラスキー
現在の日付をセルに表示します。

・Ctrl+*
現在の時刻をセルに表示します。

・Ctrl+Y
直前の動作を繰り返します。「Ctrl+Z」で取り消した操作を再現することもできます。

・Ctrl+B
セル内の文字列を太字にします。

・Ctrl+I
セル内の文字列を斜体にします。

・Ctrl+U
セル内の文字列に下線をつけます。

・Alt
すべてのタグを選択可能な状態にし、キーで選択することができます。たとえば、上部に表示されている「ファイル」タグや「ホーム」タグも選択できるので、マウスなしですべての操作を実行することができます。

最後に

いかがでしょうか? 「マウスを使わずにここまでできるのか!」と驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私自身、今ではショートカットキーなしでは仕事にならないぐらい、お世話になっているこれらのテクニック。ぜひ皆さんもトライしてくださいね。

執筆者情報

J-Grip Marketing編集部

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