「YDNインフィード動画広告」って?
ついに、YDNでも動画広告を配信出来るようになりました。
これまで動画広告は、Youtubeや各SNSで配信出来ましたが、
YDNではYahoo!ならではの機能を用いた動画広告掲載が可能です。
まずは、主な仕様をご紹介します。
1.YDNインフィード動画広告の仕様
広告素材は下記で構成されています。
・動画
・動画サムネイル
・タイトル
・説明文
・主体者表記
・表示URL
・ボタン
・ロゴ(任意)
動画、動画サムネイル以外は静止画のYDNインフィード広告と同じです。
ボタン文言がクリックされることでサイトへ誘導も可能です。
動画仕様は下記の通りです。
・フォーマット:.mp4
・アスペクト比:16:9
・ピクセルサイズ:640×360
・最小映像ビットレート:1Mbps以上
・最小音声ビットレート:128kbps以上
・最大フレームレート:30fps
・最大ファイルサイズ:30MB
・再生秒数:5~60秒
静止画同様まず管理画面上で動画素材を登録する必要があるのですが、
比較的レギュレーションが厳しい印象です。
上記仕様に該当しない項目でエラーが出ることもあり都度確認して修正する必要があります。
2.広告はどこに掲載される?
掲載枠は現在Yahoo!JAPANのアプリトップのタイムラインのみとなっております。
(徐々に掲載枠は拡大予定とのこと。)
スマートフォンの画面に動画領域の50%以上が可視領域に表示された場合に自動再生されます。
効果的な広告掲載にはターゲティングやクリエイティブが重要になってきます。
3.様々なターゲティングが可能
下記のターゲティングが可能です。
・サーチターゲティング
・インタレストカテゴリー
・サイトリターゲティング
・性別
・年齢
・地域
・曜日、時間帯
上述の通り掲載枠が限られるために競合性が高く、視聴単価はやや高くなってくるようです。
ターゲティングをどこまで細かく設定するかは目的によって考えていく必要があります。
4.どんな案件に向いているか
掲載枠の特徴からYoutube広告のように「動画を見ようとしているユーザーに対する広告」ではないと言えます。
逆に言うと普段何気なく情報収集のためにYahoo!を閲覧しているようなユーザーに対し広告掲載することから、今までにない新規ユーザーへの認知拡大施策と相性が良いと考えられます。
さらにYahoo!JAPAN利用ユーザー属性は30代40代が多く、SNSのメインアクティブ層である若年層とも違った層へアプローチを図ることが可能です。
動画広告は静止画と比較して圧倒的に与えられる情報量が多いため注目を集めており、ここ数年で出稿広告主がどんどん増加しております。
目的やターゲット層に合わせた媒体、ターゲティング設定を用いて動画広告を出稿することが効果的なプロモーションに繋がります。
動画広告展開手段の1つとして新しく加わったYDNインフィード動画広告もご検討されてはいかがでしょうか。
執筆者情報
J-Grip Marketing編集部
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