Youtube広告(True View広告)で拡がるリマーケティング(2)

公開日:2015.01.15

YouTubeのリマーケティングをどう利用するか

前回のコラムではYouTubeのリマーケティングの概要についてご説明しました。特定のYouTubeページの視聴者に対しバナー広告などを表示することで、精度の高い広告効果を得られるこのシステム。今回は、その具体的な運用方法の一例をご紹介します。

具体的な活用例

YouTube広告、特にリマーケティングでは、「潜在顧客」を「見込み顧客」に引き上げ、将来的なコンバージョン(購入や資料請求など)につなげることを意識すると良いと考えています。
一見広告に見えない「ユーザーが求める情報」を盛り込んだ動画を広告として配信することで、今はコンバージョンにつながらなくても、数週間後、数ヶ月後にコンバージョンしてもらえるように意欲を高めていきます。

たとえば単価の高めな浴衣を通信販売したい場合には、「着物の着付け講座」といった動画を作り、過去にサイトに訪れたユーザーを対象にYouTubeでのリマーケティングで配信していきます。当然浴衣はシーズンものなので「今」は購入につながりませんが、そこでお店のことを知ってもらいます。
そして春~夏にかけての浴衣シーズンに「動画を視聴したユーザー」に対して浴衣通販の広告を配信すると、購入の確率は高まります。いわば、潜在ユーザーを顕在化させ、刈りとることができるというわけです。

シーズン商品と言えば、「おせち料理」などもそれに近いパターンでユーザーを獲得することが可能でしょう。
たとえば「料理人が作る家庭料理」といったテーマで動画を配信すれば、料理に対する感度が高い主婦層を囲い込むことができます。

他にも、私もそうなのですが、サッカーファンはYouTubeでサッカー動画を見るのが大好きです。サッカーの通販ショップをやっていれば、サイト訪問ユーザーに商品を活用したトレーニング動画を見せたりすることで継続的にユーザーをリピートさせることにつながるかもしれません。

Youtube広告のリマーケティングでなくても、このようにターゲットユーザーが興味を持つ動画コンテンツを作ることで、視聴ユーザーを後からリマーケティングで刈り取りにつなげることができます。

始めるのは意外と簡単!

ご紹介したとおり、YouTube広告やそのリマーケティングはアイデア次第でいくらでも応用が利く、非常に面白い広告手法です。
最近だとiPhoneなどでも簡単に動画を撮影・編集できますし、コストも月5万円程度でもスタートすることが可能です。設定も意外に簡単なので、興味がある方は是非チャレンジしてみてくださいね。

執筆者情報

J-Grip Marketing編集部

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