成果につながるLPの構成とは?
「WEBからの集客をしたい!」となった際にまず検討に入るLP。
勿論、作れば何でもいいというわけではありませんよね。
ユーザーを惹きつけるためにはどんな構成で作成すればいいのか、きちんと理解して作成するのと何も知らずに思い付きで作成するのでは結果に大幅な開きが出てきます。
今回はLP制作における構成について解説していきます。
〇大前提理解すべきこと
今あなたがLPを使って接点を生み出そうとしているユーザーは架空の人間ではありません。
具体的な課題を持った人間です。
「具体的な人間」ではなく、「不特定多数の誰か」に向けたLPでは結局誰にも届かない結果になってしまいます。
大前提として、
・ユーザーはどうして検索をするのか?
・ユーザーは何に困っているのか?
・自分のサービスがどうやってその課題を解決するのか?
など具体的なユーザーをきちんと想像して構成を練るようにしましょう。
〇LP構成のテンプレ
LPの主な構成要素は以下の通りです。
参考にしてワイヤーフレーム(WF)を作成し、自分の構成を見直してみてください。
【ファーストビュー】
キャッチコピー
キャッチ(メイン)画像
【ボディコピー】
・関心喚起
ストーリー
共感
・解決策の提示
サービス商品の機能説明
サービスの強み
・信頼獲得
お客様の声
証拠
【クロージング】
CTA・フォーム
〇項目ごとの解説
【ファーストビュー】
ランディングページ で最も重要なパーツはファーストビュー(最初に目に入る部分)です。
最初にして最重要なパーツが出てくるわけです。なぜ最初が最も重要なのでしょうか?
その理由は、ユーザーは皆さんが思っているよりもLPをちゃんと読んでくれないからです。
自分が何かを調べるときのことを思い浮かべてみてください。
調べたページのすべてをきっちりと読み切ることは少ないですよね?
一方で最初に目に入る表紙のページに自分の欲しい情報がかかれていたり、とびきりおしゃれだったりしたら、
思わずその先も読み進めてしまったりすると思います。
そう。ファーストビューは「唯一どのユーザーにもきちんと読まれるパーツ」なのです。
売れるLPと売れないLPの違いは「ファーストビューの魅力の差」と言っても過言ではありません。
ファーストビューの要素を一つずつ見ていきましょう。
~キャッチコピー~
キャッチコピーが最重要項目の一つなのは言うまでもないでしょう。
読んだ瞬間に心惹かれるようなキャッチコピーが記載されていればその先を読んでもらえる可能性が高まります。
あなたのサービスの強みや、数値的な根拠を魅力的に見せられるよう、徹底的に練り上げましょう。
しかし、魅力的にしようとして盛りすぎてしまうと逆にうさん臭さが出てきてしまう恐れもあるので注意も必要です。
~キャッチ画像~
こちらも最重要項目の一つです。キャッチ画像は文言よりも強力なメッセージをユーザーに喚起させることができます。
そのため、ページに流入し、パッと目に入った瞬間の印象で離脱を決められてしまう場合も大いにあります。
キャッチを読んですらもらえない可能性もあるのです。
あなたの商品の魅力が十分に伝わるように、ここは特にこだわって選定しましょう。
【ボディコピー】
ファーストビューで関心を掴んだら、次はあなたの商品がユーザーの検索背景にあるストーリーに乗るようにボディーコピーを作っていきましょう。
例えばこんな感じです。
~関心喚起~
・ストーリー
導入となるストーリーを記載し、ユーザーの関心を惹きつけます。
Ex.)最近世の中でコロナウイルスが流行っている…
・共感
「こんなお悩みありませんか?」「こんな課題を解決します!」というような記載により、ユーザーの課題意識に寄り添い、ユーザーの当事者意識を喚起します。
Ex.)マスクもあまり売っていない… 何度も同じマスクを使うわけにもいかない…
~解決策の提示~
・サービス商品の機能説明
あなたのサービスが解決する課題を示します。
導入で喚起されたユーザーの課題を解決することができるように誘導します。
Ex.)マスクにシュっと一吹き!さわやかスプレーで清潔、快適にマスクを使いまわし!
・サービスの強み
あなたのサービスと競合商品との差別化要素を訴求します。
差別化をすることでほかの商品との区別をはっきりとさせます。
Ex.)さわやかスプレーは○○物質だから、他のスプレーよりも安全!
~信頼獲得~
・お客様の声
実際のユーザーの声を記載することでユーザーは納得感を強めます。
事業者の言葉ではなく、実際のユーザーの声は公平な意見に見受けられるからです。
Ex.)さわやかスプレーを使ってから安心してマスクを使えるようになりました!
さっぱりしてるから快適に使えます!
・証拠/実績
調査の結果や実績を、数字や権威性の人物の言葉と合わせて記載することでユーザーの納得感を強めることができます。
Ex.)さわやかスプレーならマスクの中を98%除菌!
【クロージング】
ここまで来たユーザーは、興味を持ちあなたのサービスを理解しつつあります。
最後にきちんとクロージングをして獲得につなげましょう。
~CTA、フォーム~
CTAとは「Call to Action」の略です。
Webサイトの訪問者にアクションをさせること、もしくはアクションを起こさせるWebサイト上に設置されたイメージやテキストのことをいいます。より魅力的なCTAを配置することで、獲得数(CV)や獲得率(CVR)にダイレクトに影響します。
そしてもう一つのクロージングの要素がエントリーフォームです。
せっかくアクションをしようと思っているユーザーがエントリーフォームで離脱してしまうということはよくあることです。そうならないように、
・回答させる項目(名前、会社名、電話番号など)
・回答のしやすさ(長すぎない、自由記述ばかりでなく選択式など)
これらを工夫して、最後まで回答してもらえるようにしましょう。。
ここまでくれば流入したユーザーを獲得しきれているはずです。
ユーザーを惹きつけられるようなLPを作っていくために、ストーリーを意識して作成しましょう。
〇まとめ
今回はLP構成のテンプレをご紹介し、全体の構成の一例を紹介してきました。
このように構成を予め考えてLPを作ることで、あなたのサービスがより魅力的にユーザーに伝わるようになっていくことでしょう。
もしも今、あなたが作ったLPの成果がイマイチなのであれば、今一度初めの大前提を思い出してください。
あなたが作った構成は、ターゲットにピッタリなものでしょうか?
改めて、今回紹介した例をベースにして、あなたのサービスを求めている「特定の誰か」のことに向けてもう一度構成を考え直してみましょう!
きっと結果が大きく変わるはずです!
執筆者情報
J-Grip Marketing編集部
Web集客・制作分野におけるブランディング・コンサルティング・マーケティングのプロフェッショナル。効果的でありながらWeb集客の本質に関する情報を、専門的にかつ分かりやすく紹介いたします。
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