LPのコンバージョン率について徹底解説!

公開日:2020.09.07

こんにちは!皆さんはご自身のランディングページ(LP)のコンバージョン率(CVR)が、良い数値なのか、良くない数値なのか分かっているでしょうか??
今更誰にも聞けないけど、実は曖昧で…という運営者は意外と多いのではないでしょうか?
LPの成果が良いのか悪いのかわからない状態では、いくら数値とにらめっこしても改善施策は講じられませんよね。

そこで今回はそもそもコンバージョン率って何だっけ?というところからLPの平均的なコンバージョン率を、業界別にご紹介します!
是非自分のLPの成果と比較しながら読んでみてください!

そもそもコンバージョン率(CVR)とは何か?

コンバージョン率とは、LPなどのWebサイトでの成果を測る指標の一つです。もとは「Conversion rate」のことで、CVRやCV率などとも呼ばれます。「Webサイトでの成果」とは売上につながるユーザーの行動を意味し、具体的には購入・問い合わせ・資料請求・会員登録などです。

コンバージョン地点はサイトの方針によって異なります。
例えば「無料相談」や「資料請求」などユーザーに負担の少ないものに設定すれば数値は良くなりやすいですし、「体験パックを500円で購入」や「有料会員登録」のようなハードルの高いものに設定すれば必然的にコンバージョン率は下がってしまうのです。

LPのコンバージョン率が上がらない原因

もし今LPのコンバージョン率が上がらないと悩んでいるとしたら、疑うべき代表的なポイントは下記の3点です。
①LPのクオリティが低すぎる
②ターゲティングが曖昧過ぎる
③CV地点の問題

①LPのクオリティが低すぎる

これはもはや言うまでもないかもしれませんね。
そもそもLPのクオリティが低すぎる場合、せっかく広告から流入させたユーザーも、コンバージョンせずに離脱していってしまいます。
想像してみてください。期待してクリックしたリンクの遷移先の情報が不十分だったり、デザインが著しくかっこ悪かったら、そのサイトのサービスに問い合わせしようと思うでしょうか?
答えはもちろんNoですよね!
改善のために一度LPのクオリティ改善や訴求軸のチェックを行うと良いかもしれません!

 

②ターゲティングが曖昧過ぎる

あなたのLPに流入してきているユーザーの温度感が高くなりきっていない場合にもコンバージョン率が低くなってしまうことがあります。
もしターゲティングが曖昧になってしまっていると、顕在層だけではなく、純顕在層や潜在層のユーザーも流入してきてしまうことになりますよね。
曖昧の度合いによってはそもそも温度感の高いユーザーにはほぼリーチできておらず、コンバージョンから非常に遠いユーザーばかりが流入してくることになってしまう可能性もあります。
是非一度ターゲティングがぴったりと合っているか確認してみましょう。

③コンバージョン地点の問題

意外と見落としがちなのがコンバージョン地点の問題です。
例えば、前述の通り「有料会員登録」や「課金」のようなハードルの高いコンバージョン地点が置かれていた場合、もっとハードルの低いコンバージョン地点の設定と比べて相対的に数値が下がってしまいますよね。この場合も、コンバージョン率が低くなってしまう可能性があると言えます。

 

コンバージョン率の平均値を紹介!

【業界ごと】
コンサルティング ファイナンス: 10%
メディア 出版 :10%
教育 医療 :8%
ソフトウエア クラウド: 7%
ハードウエア 技術機器 :5%
製造業 :4%
旅行業 サービス業: 3%
EC小売 :3%
非営利団体: 2%

参考程度ですが、平均値は上記のような数値になっています。
緊急度が高く、いち早く相談したい!となるような業界は比較的高い傾向にありますね。

【キーワードごと】
キーワードによってもコンバージョン率は変動します。
例えばあなたのサービスの名前を指名で検索してきたユーザーと、業界名からたまたまたどり着いたユーザーであればどちらがコンバージョンしそうかは分かりやすいですよね!

指名:10%
比較検討:2%
情報収集系:1%

キーワード一つとっても上記のような差分があります。
顕在層-純顕在層-潜在層ごとの温度感の差分と言い換えてもいいかもしれません。
より的確なターゲティングが利いてきそうですね!

 

まとめ

LPのコンバージョン率についてまとめてきましたがいかがでしたでしょうか?
数値が上がってこない原因と平均値を示してきました。

ここで一度考えてみましょう。
コンバージョン率が低い=悪なのでしょうか?
ここまで読んでくださっていればお分かりかと思いますが、必ずしもそうではないですよね。

ハードル高めのコンバージョン地点設定にした場合、その分コンバージョン率が下がってしまう可能性があるのは前述のとおりです。ここで数値に踊らされてコンバージョンのハードルを不必要に下げてしまうとコンバージョン率は上がったのに肝心の利益は出ていないということになってしまいがちです。

あくまでも「成果を測る指標の一つ」としてのコンバージョン率(CVR)だということを忘れずに、冷静に分析してLP全体の成果を改善していきましょう!

執筆者情報

J-Grip Marketing編集部

Web集客・制作分野におけるブランディング・コンサルティング・マーケティングのプロフェッショナル。効果的でありながらWeb集客の本質に関する情報を、専門的にかつ分かりやすく紹介いたします。

プロモーション、広告、制作、PRなら、
J・Gripマーケティング
ご依頼ください。

新技術や新手法が次々と現れる中で、常に最新かつ効果的なマーケティングソリューションを提供するために、弊社ではクリエイティブ制作、システム開発、分析専門担当、WEBプロモーション運用専門担当、企画担当などクライアントニーズの全てに応えることのできる体制を整えています。

おすすめ記事

  • Instagram広告

    Instagram広告の費用対効果を高める11の運用テクニック|費用相場や適正予算も解説!

  • Tik Tok広告

    TikTok広告の費用の目安はどれくらい?種類別の課金方式や相場を詳しく解説

  • YouTube広告

    YouTube広告1日の予算は少ないと効果なし!ズバリ月10万円から計算して決めよう

関連記事