【GoogleSearchConsoleの基本的な使い方】検索アナリティクスで検索クエリを確認する方法

公開日:2017.08.08

前回は
【GoogleSearchConsoleの基本的な使い方】サイトマップの送信方法
という記事で、サイトマップ送信について解説しました。

今回は「検索アナリティクスで検索クエリを確認する方法」についてです。

検索クエリとは?Analyticsとの違いは?

Google Search Console(以下、GSC)で確認できる「検索クエリ」とはサイトのアクセス解析をする機能の一種です。

アクセス解析と言えばGoogle Analyticsをイメージするかもしれませんが、Analyticsから見られる検索クエリの情報とは違っています。
その2つの違いは以下です。

GSCで確認できる検索クエリ:サイトを訪れなかったユーザーの検索クエリも確認できる
Analyticsで確認できる検索クエリ:サイトを訪れたユーザーの検索クエリしか確認できない

GSCではクリックされなかった時の検索クエリも確認することができるため、ページの設定の見直しやサイトのコンテンツ拡充の際には非常に役に立つのです。

GSCで「検索クエリ」を見る方法

実際に「検索クエリ」を確認する方法を見ていきましょう。

「検索アナリティクス」のページを開く

「検索トラフィック > 検索アナリティクス」のページを開きます。

4つの数値を確認する

検索アナリティクスページでは「クリック数」「表示回数」「CTR」「掲載順位」の4つの数値を確認できます。
デフォルトの状態では「クリック数」しかチェックが入らないため、他の3つの数値のチェックも入れましょう。

それぞれの数値の推移をグラフで確認することができます。

表の中で4つの数値名をクリックすることで各数値の大きい順・小さい順に並び替えをすることが可能です。

「検索クエリ」を確認してどうするのか

「検索クエリ」を確認した上で何をすべきなのか、そこが一番重要です。

タイトルやディスクリプションを改善してクリック率を上げる

「検索クエリ」を確認することで、表示順位は高いもののアクセスされていないページを発見することもあるでしょう。
せっかく掲載順位が高いのに流入を獲得できないのはもったいないことです。
そのような場合には、タイトルやディスクリプションの改善を図りましょう。
ユーザーのニーズに答えるような魅力的なタイトルやディスクリプションにすることでクリック率が上がり、サイトを訪問してもらえる確率が高くなります。

ページを追加してアクセス率を上げる

「検索クエリ」で発見したキーワードの中には該当するページがないもの、つまりタイトルにそのキーワードが含まれていないのに表示されているものもあるでしょう。
それはそのキーワードには競合記事が少ないという証拠です。
既存のページに該当する内容がある場合にはタイトルにキーワードを追加するだけでも大丈夫ですが、内容が少しずれてしまうようであれば、専用のページを追加で作成しましょう。
タイトルに含まれていないのに表示されるぐらいなのですぐに上位表示が狙えて、かつ、ユーザーのニーズに応えるページであればクリック率も高いページになるはずです。

ページ内コンテンツを拡充して表示順位を上げる

中にはクリック数があるのに表示順位が低い検索クエリもあるかもしれません。
そのような場合には、該当ページのコンテンツの中身を拡充してページの質を上げ、少しでも掲載順位が高くなるように調整しましょう。
掲載順位が低いにもかかわらず、クリックしてもらえるのは、それだけユーザーが強く求めている情報だからです。
掲載順位が上がるだけでさらに多くのクリック数が見込める可能性があります。

まとめ

GSCの検索クエリはサイトのコンテンツを増やしていく上で、より適切な施策を見出すのに不可欠な機能です。
GSCの登録をしたもののほとんど使っていないという人は是非一度検索クエリをチェックしてみましょう。

執筆者情報

J-Grip Marketing編集部

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