【GoogleSearchConsoleの基本的な使い方】サイトマップの送信方法

公開日:2017.07.20

こんにちは、Webディレクターの服部です。

【初心者WEB担当者向け】GoogleAnalyticsとGoogleSearchConsoleに登録しよう
という記事でAnalyticsとGoogleSearchConsole(以下、GSC)への登録方法をご案内しました。
Analyticsと同様に、GSCについても基本的な使い方をご案内したいと思います。

今回は「サイトマップの送信方法」についてです。

サイトマップとは?

(1) サイトマップページ: サイト内のページリンクを記載した目次ページ
(2) サイトマップファイル: サイト内のURLを記述したxml形式のファイル

「サイトマップ」という単語は2つの意味があるため、混同してしまうことも多いのですが、今回使用するのは上記(2)のサイトマップです。
検索エンジンがサイト内のURLを集める手がかりとなるファイルで、サイトマップファイルを設置することによってクローラビリティの改善に繋がります。
大規模サイトなどでは特に、サイトマップファイルの作成・設置とGSCでの送信は重要な施策となります。

サイトマップファイルを作成して設置する

サイトマップファイルを作成してルートディレクトリに設置します。
サイトマップの記述方法は以下のような形です。

サンプル

<?xml version=”1.0″ encoding=”UTF-8″?>
<urlset xmlns=”http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9″>
<url>
<loc>http://www.example.com/</loc>
<lastmod>2017-01-01</lastmod>
<changefreq>monthly</changefreq>
<priority>1.0</priority>
</url>
<url>
<loc>http://www.example.com/contents/</loc>
<lastmod>2017-01-01</lastmod>
<changefreq>monthly</changefreq>
<priority>0.8</priority>
</url>
<url>
<loc>http://www.example.com/contents/0001/</loc>
<lastmod>2017-01-01</lastmod>
<changefreq>weekly</changefreq>
<priority>0.8</priority>
</url>
</urlset>

タグの意味

<?xml version=”1.0″ encoding=”UTF-8″?>
文字コード宣言。UTF-8コードで作成します。

<urlset xmlns=”http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9″>
ネームスペース宣言。0.9はバージョンを表しています。

<url></url>
このタグの中に個別ページの情報を記載します。

<loc></loc>
URLをフルパスで記載します。

<lastmod>2017-01-01</lastmod>
最終更新日。YYYY-MM-DDの形式で記載します。
※省略可

<changefreq>monthly</changefreq>
更新頻度。always / hourly / daily / weekly / monthly / yearly / neverから選択します。
※省略可

<priority>1.0</priority>
サイト内での優先度。1.0が最大のため、通常トップページが1.0となります。
※省略可

簡単に作成する方法

前述の規則に則って手書きで作成することもできますが、URLが多いと大変です。
簡単に自動作成してくれるツール等があるため、利用しましょう。

Create your Google Sitemap Online – XML Sitemaps Generator
サイトマップを作成-自動生成ツール「sitemap.xml Editor」

WordPressであれば「Google XML Sitemaps」というプラグインで簡単に作成することができます。
またその他のCMSでも自動生成する機能がある可能性もありますので、一度「/sitemap.xml」を開いて確認してみましょう。

GSCでのサイトマップ送信方法

いよいよGSCでのサイトマップ送信です。

GSCで「クロール > サイトマップ」のページを開きます。

「サイトマップの追加/テスト」のボタンをクリックします。

「sitemap.xml」と入力して「送信」ボタンを押します。

リロードして結果画面の「問題の件数」の箇所に何も表示されてなければOKです。

まとめ

サイトマップの送信は「クローラビリティの改善」が目的とお伝えしましたが、送信しないとGoogleがクロールしてくれないというわけではありません。
サイトマップファイルを設置したり、GSCで送信しなくとも、適切にインデックスされるサイトはたくさんあるでしょう。
ただ、大規模で更新頻度が高いサイトや、リリース直後のサイトであれば、インデックスの促進の一助になる可能性があります。
やっておいて損はない施策ですので未対応のサイトがあれば是非実施してみてください。

執筆者情報

J-Grip Marketing編集部

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