【SEO】隠しテキストの探し方・対策方法

公開日:2017.06.11

隠しテキストとはユーザーには見せずに、検索エンジンに対して認識させるテキストを意味します。
具体的にはフォントサイズを0にする、背景とフォントの色を同じにする、該当テキストを非表示にするなどが挙げられます。
詳しくはGoogleウェブマスターガイドラインの隠しテキストと隠しリンクを参照してください。

隠しテキストはGoogleウェブマスターガイドラインにおいて明確に違反事項として記載されており、場合によってはGoogleから手動ペナルティを課せられる場合があります。
また、手動ペナルティでなくても隠しテキストによって順位下降しているケースは多量に存在します。
当ページでは隠しテキストが記述されているサイトの傾向・探し方・対策を解説致します。

どんなサイトに多い?

制作会社へ外注して作ったHPに多く、サイト全体的にテキストが少ない場合や文章が多く記載されている画像に設定されているケースが散見されます。また、隠しテキストとは1カ所発見するとサイト全体の至る所に設定されているケースが多く、SEO対策ページと異なるページの隠しテキストが原因で順位が大幅に下落するケースを確認しております。

探し方

CSSやHTMLのスタイルに以下のような記述がないか確認してください。

display:none;
⇒描画領域毎非表示

text-indent:-9999px;
⇒指定したテキストをブラウザ外へ飛ばす設定
※10000pxなど絶対値がブラウザ範囲外を指定していれば該当

visibility:hidden;
⇒描画領域内における要素の非表示

overflow:hidden;
⇒テキストの上に画像を被せる設定

フォントサイズ0
⇒フォントサイズの大きさを極端に小さくする

背景同色
⇒フォントカラーと背景色を同時にする
※ブラウザで全選択をした際に黙視可能になります。

対策方法

以下の3つのいずれかの対策を推奨しております。(効果の高い順)
隠しテキストが原因で順位下降している場合、修正後約1週間で大幅な順位回復がみられます。

隠すためのスタイル設定を解除する
隠しテキストに該当するテキストを削除する
SEO対策キーワードのみ削除する

修正完了後はGoogleウェブマスターツールのFetch as Googleを使用してなるべく早くインデックスされるようにしましょう。

執筆者情報

J-Grip Marketing編集部

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